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板橋のボロアパートを資産に変える!家賃4万円で月10万円の売上、民泊強者の狙いとは?

板橋のボロアパートを資産に変える!民泊強者の狙いとは? だがいったい、彼が目をつけた山手線の外側エリアに民泊の需要などあるのだろうか。 「僕が民泊に出しているのは板橋のボロアパート。築35年以上、風呂なし5畳で家賃4万円です。1日6000円で貸してますが、1ヶ月で平均9~10万円くらいの売上になります。利用するのは100%外国人観光客ですね」  なぜこんなボロアパートが外国人に大人気なのだろうか。その理由は高橋さんの目の付け所にあった。 「ボロアパートでも、外国人からすれば“日本の伝統的な畳のある家屋で一泊過ごせる体験”に映ると思ったんです。室内照明は蛍光灯から和風テイストの間接照明に交換して、メルカリで1000円で買ったちゃぶ台の上に和菓子を用意して、パジャマには浴衣を用意。で、風呂は江戸の伝統の銭湯を体験してください的な文言を載せました。結果、昨年始めてから大盛況。板橋区の小さな駅から徒歩10分以上かかるにもかかわらず、申込みが今も絶えません。外国人観光客にとって、ビジネスホテルは逆に無機質でつまらないと思うケースもあるみたいです」  高橋氏曰く、いま都心のボロアパートは建物ごと借りてしまい、民泊にまわせばかなり高い資産価値を持つのだとか。ポイントは外国人にとって魅力的に思えるようなストーリー作りだ。日本に来たのだから日本らしいことをしたいという彼らのニーズに応えることで、年収600万でも民泊の勝ち組になっている高橋氏。「今後は早稲田エリアのボロアパートも数部屋借りて売上を増やす予定です」。 <取材・文/日刊SPA!取材班>
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