恋愛・結婚

不妊妻はこう考えている! 夫にやってほしい行動3つ

◎【○○デート】  では、そのようにすさんでしまった妊活妻の心は、どのように癒してあげればいいか? それはずばり、デートに誘ってあげることです。「そんなことでウチの嫁が喜ぶかあ!?」と疑問に思った方もいるでしょう。しかし101人の妊活部員のなかから、 「治療でストレス抱えてあんなにガミガミうるさかった嫁が『映画でも行こうか』とデートに誘った途端、乙女のようになった」  というような意見が多数、寄せられたのです。何も映画館に行ったり、高級レストランに行くだけがデートではありません。喫茶店に行く、家電量販店、本屋をのぞく、といった「寄り道」も、不思議なもので「○○デート」と付けるだけで、ときめくのが女性なのです。辛い不妊治療、仕事、家事、といったものに追われる奥様に、ちょっとした非日常を。それが「○○デート」なのです。  筆者の場合、それをクリニック当日に多様しました。まずクリニックに一緒についていき、長い待ち時間の間に「治療終わりで、どこに行こうか?」とふたりで「あーでもない、こーでもない」と決めます。「じゃあ今日は家電屋デートだ」「雑貨屋デートがいいわ」と決めるのですが、家電屋に行くのも雑貨屋に行くのも、ただの「寄り道」です。それを妻は「デート」と付けることではしゃぎ、クリニックにいるという現実も少し忘れているように感じました。  実際の不妊治療において、男性がやるべきことは多くありません。しかし奥さんがハッピーな気持ちで治療に望む環境は、いくらだって作ることができます。妊活夫にそれができれば、長く続くかもしれぬ治療と「友達」になれるのですから。 【村橋ゴロー】 1972年生まれ。ほとんどの家事とまあまあの育児をこなす、自宅防衛系ライター・コラムニスト。千原ジュニアや田村淳など芸人連載の構成を手掛ける。近著に『俺たち妊活部「パパになりたい!」男たち101人の本音』(主婦の友社刊)
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俺たち妊活部―「パパになりたい!」男たち101人の本音

借金まみれのどん底ライターが妻と挑んだ、涙と笑いの妊活記録

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