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猫ひろし「五輪は観るものじゃなく、出るものだ!」――さまざまな犠牲を払い五輪で得たものとは?

 身長147cm、体重45㎏。テレビで見る以上に、実際会ってみると小柄な印象を受けるが、その人こそ’16年リオデジャネイロ五輪出場という夢を叶えた“お笑い芸人”の猫ひろし(本名の瀧崎邦明で出場)である。男子マラソンのカンボジア代表として、タイムこそ2時間45分55秒と自己ベストには届かなかったものの、見事42.195kmを走り切った。順位は140人中139位のブービー賞となったが、そこはご愛嬌。4年前のロンドン五輪出場を目指した際には「安易な国籍変更」などと批判も受けたが、15人が棄権したなか、一度も歩くことなく完走した姿は、それが決してギャグではなかったことを証明した。  猫背をピンと伸ばし、胸を張って“来日”した猫ひろしは、現在、テレビやラジオ、イベントに引っ張りだこ。一躍「時の猫」となった彼を直撃した。 ⇒【写真】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=1222284

途中大雨が降るなど、厳しい競技環境だったが、猫は「完走は当然。もう少しいいタイムが出せていたらという思いはある」とふり返る

「ゴールの瞬間はやっぱり気持ちよかったですね。最終コーナーを曲がり、直線コースに入ると観客席は満員。途中雨も降りましたが、徐々に日も差してきて思い描いていた五輪というか、映画のラストシーンのようでした。とにかく僕にとってのリオ五輪は『感謝、完走、カンボジア!』でした」
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ビリは嫌で、力を振り絞って逃げました(笑)
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