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医師たちの困った職業病「他人の余命や突然死しそうな可能性をつい診察してしまう」

 職業の数の分、「職業病」も幾多に上るが、中にはプロ意識の高さのあまりに発症してしまった、おかしな職業病も多い。そんな想定外の“奇病”にかかってしまった人々の実例を紹介!

芸能人の余命を推算!精神科医はメンヘラ察知

医師

※写真はイメージです

「難病にかかった芸能人の状態やブログ内容から大体の余命を推算してしまうことですね。特に、公表している病状と治療内容が合わないと『かなり進行しているんだな』と思ってしまう」と話すのは工藤絵里子さん(仮名・41歳・内科医)。頼まれずともつい診察してしまうのが医師の性だが、なかには「突然死しそうな人」の行動を観察してしまうという医師も。 「こじつけと思われるかもしれませんが、ちょっとしたゲームでも勝たなければ気が済まない人はあらゆる面でストレスフルなので、健康に少なからず影響する。メタボになってから運動し始める人とか。そういう指標が、その人にいくつあるか、つい数えてしまいますね」  数えるだけじゃなく、言ってくれればいいのに……。
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内科医の変な職業病とは?
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