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元マネーの虎・南原竜樹「“冷徹キャラ”は計算、“出資”は一切ヤラセなしの自腹だった」

 13年ほど前、起業志願者が事業計画をプレゼンし、それを“虎”と呼ばれる社長たちが自腹で出資するかを判断するという、当時画期的なシステムが人気を博した投資バラエティ番組『マネーの虎』(日本テレビ)。同番組において、志願者のプランの甘さを厳しく指摘する姿から「冷徹なる虎」としておそれられたのが南原竜樹氏だ。  南原氏といえば、番組内で同じく“虎”の1人である、なんでんかんでんの川原ひろし社長との、お互いの言動を時に真っ向から否定しあうかけあいでも人気を博した。

当時、“冷徹なる虎”として名を馳せた南原氏

⇒【写真】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=1240490 「なんでんかんでん(の川原社長)は目立ちたがり屋で、テレビにとにかく映りたがってたんですよ。けど彼ひとりが番組内で好き勝手に騒いでもスベッていたし、放送では全部カットされていた(笑)。そこであるとき僕が『あなたスベッてるよ』といじってみたら、制作サイドがおもしろがってその部分が放送されたんです。それから、僕もおもしろいし彼もテレビに映れるしということで、あのかけあいが始まったんですよ。“虎”時代の僕の冷徹なキャラも、ある程度作っていた部分はありますね」  当時のやりとりやキャラクターにある程度計算があった一方で、番組のキモであった“出資”については一切ヤラセなしの自腹だったんだとか。 「出資金どころか出演料もないし交通費すら出ない、完全なノーギャラだったんですよ。番組の打ち上げのときなんて、事前にスタッフから『ゲームをやるので1人20万円相当の景品を持ってきてくれ』と言われたので、番組側も豪華な景品を用意しているのかと思ったら、彼らは何も持ってきてないんですよ。まあ当時僕らもお金に困っていたわけじゃないし、会社の宣伝にはなっていましたけどね。特にあのラーメン屋は(笑)」
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太っ腹な虎たちとは、いまでも付き合いがあるのか?
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