仕事の基本「これができなきゃ永遠に三流」な5箇条
たしかに、手間はかかるが決して才能が求められる作業ではない。同様に、「メールは即返信する」「タクシーの運転手にも丁寧に接する」「絶対に遅刻はしない」など、実は一流と呼ばれる人々の仕事はディテールや、下にある五か条のような取り組む姿勢が肝なのだという。
【一流の働き方五箇条】
一、信頼:周囲としっかりした人間関係を築く
二、謙虚:苦手な部分を直視できる
三、情熱:今やっている仕事を愛している
四、不屈:失敗を犯しても、諦めない
五、主体性:能動的に仕事にこだわる
いずれも、「グローバルエリート」ではなくとも実践できそうな基本的なことだが、世界トップレベルのエリートでも「デキる人」はこれらを徹底的に実践していたという。
「重要なのは、“凡事徹底”と“誰よりも拘れる、好きで得意な仕事をしているか”。これができれば誰でも一流の仕事ができるはず。グローバルエリートと呼ばれる人も普通のサラリーマンも、仕事の基本は同じです」
つまり、三流と呼ばれる人でも、二流、もしかしたら一・五流くらいにはなれるかもしれないのだ。
【ムーギー・キム】
1977年生まれ。慶應大学卒業後INSEADでMBAを取得。外資系金融機関、コンサルティングファーム、投資ファンドなどで働く。3冊の著書は累計45万部のベストセラーに
<取材・文・撮影/週刊SPA!編集部>
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