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豊田真由子議員だけじゃない!? 職場の女上司によるパワハラの実態――上司側の主張も

 今、女性の社会的地位は向上し続けている。それと同時に、女性上司を持つ部下も増えている。そんな中、元秘書への暴言・暴行疑惑で名前が一気に広まってしまった豊田真由子議員は極端な例なのか。女性上司のパワハラ被害にあった当事者に話を聞いてみた。

証言者の男性(38歳)

 男性(38歳)が27歳の時に勤めていたデザイン事務所の女社長(当時40代)から軽い暴力も受けていたという。 「勤め先は10人ぐらいの小さなデザイン事務所で、僕を採用したのもその女社長でした。デザイン事務所によくありがちな長時間労働を強いられていて、朝の9時から終電まで働いて給料は22万ほど。そんな労働に体が疲弊してきて、仕事中によくうつらうつらしているとなかなかの力で肩パンチを食らっていましたね。椅子もよく蹴られました……」  さらに、多忙な中でもお構いなしにパシリに使われ続けたそうだ。 「朝まで働いて提出したデザインについて何がダメかも伝えられずに、『全然だめ。やり直し。デザイナーって外では恥ずかしいから絶対に名乗るな』とか、『こんな作品を続けて出すならおまえは頭の構造がおかしい』と言われ続けたことです。怒られた後は決まって社長のドリンクなどのパシリに使われていました。最初に『コーヒー』、戻ってきたら『このコーヒーに合うサンドイッチ』、食べ終わったら『食後に甘いもの』といった感じで、1個ずつ頼むんです。今思えば完全ないじめですよね」
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女性部下にはさらに陰湿
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