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SPA!読者に最適な男性ファッション誌の中身

【ヤンサラ系】  SPA!読者にも年代的には身近なジャンル。が、「真夏の救世主、一着逆転トップス150!!」(『メンズノンノ』09年7月号)、一般人がお気に入りの靴を紹介する「アナタを支える親友だから『愛する名靴』へのラブレター」(『ゲイナー』09年8月号)など、服や靴への大げさすぎるほどのこだわりはSPA!とは大違いなのだ。一方で、「アカ抜けたいなら『半端(ハンパ)』ンツ」(『メンズクラブ』’09年8月号)、眼鏡と帽子特集「『眼鏡男子にハットしてGOOD!」(『メンズノンノ』09年6月号)なんてダジャレはご愛嬌!? けど、「黒でも茶でもないスタイリッ靴(シュー) 足元から旬が立ち昇る『グレイッ靴(シュー)』」)(『メンズクラブ』09年4月号)って……エド・はるみっスか?  さらにコーディネートの見せ方にも工夫が。『メンズノンノ』(’09年8月号)ではTシャツの1か月コーデ術が「7/14美術館のエントランスで。出てきた女のコに、ふと目が釘付け」てな具合に、なぜかラブストーリー仕立て。服の紹介とともに、ドッキドキの恋の展開も楽しめて一石二鳥だ。  恋愛成就した暁には……ってことで、『ゲイナー』じゃ「このチャンスを逃さないために――必修です!彼女パパ突破服の正解」(09年1月号)と、彼女の父親に好印象を持たれるための服を紹介。ご丁寧に都内在住の厳しい「硬(かた)パパ」、ノリのいい「軟(やわ)パパ」などタイプを分けてる。やっぱ、人の印象は見た目が9割だもんね☆  また、美容にも気遣っていて、「汗クサ男なんてNG! いつでも清潔肌をキープできるように、コスメを持ち歩くのがモテるビジネスマンの嗜みだ」(『ゲイナー』’09年8月号)と、もう女子レベル。『メンズクラブ』では「見られてナンボの他者満美容」てな連載で、くすみや乾燥防止策、リフトアップコスメを紹介。加えて「美貌男(ビボオ)」なる造語が定着、「美肌が鉄則!の美貌男サンケア」(’09年8月号)のように当たり前に使われている。さらに、同誌はハンサムって言葉も大好き。「ハンサム☆カジュアル」「ハンサム・ウエディング」に「ハンサム手みやげ」って、どんな手みやげなんスかねえ!?
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