仕事

元CAが指南! 1日5分の日記習慣でデキる男になる

◆夢を叶える日記術とは?
松尾知枝

彼女がいかにして夢を叶えたかは、著書『1日5分で夢が叶う日記の魔法』『マイル』にて

 新年だし、何か新しいことを! と思いつつ、気付けば2月も中旬――なんて人もいるだろう。しかし、今からでも遅くない。そして、始めるならば、日記習慣を! と語るのは、タレントで株式会社インプレシャス代表取締役の松尾知枝さんである。  彼女自身、小学校5年生のときから8年間、児童擁護施設で暮らすという不遇にあいながらも、国際線CA、タレント、独立起業という夢を実現。それも21年間付け続けた日記のおかげだと言う。  1日の出来事を書いて何になる?と思う人もいるだろう。が、「仕事での目標やスキルアップ、ダイエットなどを挫折させずに楽に成功させる行動管理が、一冊の日記ですべて可能なんです」と語る松尾さんの提唱する日記習慣は少し違う。  日記を開くのは、朝起きて顔を洗う前の5分間/夜寝る前 の1日2回。その具体的な方法はというと、以下のとおりである。 (1)叶えたい夢を記入する 例えばTOEIC600点を目指すとしたらその先にある、叶えた後の妄想を詳しく書く。 例)TOEIC600点を取得し、海外営業担当に抜擢される。 (2)夢を叶えるための目標を記入 夢で妄想をモクモク膨らませた後、それを叶えるために具体的に何をすればいいのか記入する。 例)TOEICのテキストを購入する。どんなに眠くても1日5分はテキストを開く。 (3)夜寝る前に今日の成果を記入 朝、自分が立てた夢・目標に対してどれだけ成果を上げることができたか焦点を絞って記入する。  夢が実現できるかどうかのカギは、目標の立て方にあるそうで、夢と目標を関連づけるのが重要だという。松尾さんの知人男性(34歳)も、日記に毎日、将来の希望年収や事業プランを具体的に書き続け、順調に得意客を増やして希望年収を達成。もともとはリスクを極力回避しがちな慎重派の方だったというが、今春に独立が決まったという。 「男性は数字や論理で考えるのが得意ですよね。でも、それだけだとモチベーションが続かず挫折してしまいます。なぜ夢を叶えたいのか? その根っこにある理由をカッコつけずに日記に正直に書くことで、いざと言う時のふんばりが効くようになるのです。 私もCAになりたい!という夢を日記に書いた時、CAになったらいっぱいいろんな企業の男性ときっと出会えるんだろうな、という妄想も書いていました(笑) 人に言うのは憚られるけれども誰にも見せない日記でこそ、自分の心をさらけ出すことで夢に向かう強力なエンジンになってくれるのでしょう」 ◆飲み屋で同僚にグチるくらいなら……『毒吐き日記』のススメ  また、松尾さんは「応用編」として『毒吐き日記』も提案。 「仕事で嫌なことがあった。上司に理不尽なことを言われた。こうした時に怒りをそのまま相手にぶつけて人間関係を壊してしまうのはスマートではありませんよね。かといって、同僚にグチるのもカッコ悪い……。 そういう時にサッとノートを取り出して心のうっぷんを丸ごと吐き出してしまうのです。 書いた後、それを読み返せばあら不思議。怒り心頭だった感情がスーッと落ち着いていくのを実感できるようになります」  文字にすることで、客観視する効果は確かにありそう。 「目標を具体化させる」というのはビジネスマンの成功メソッドとしてもよく言われること。が、目標を壁に貼ったり、人に言ったりするのは正直、気恥ずかしい。しかし、日記にこっそり思いをしたためることならできるかも。なんせ、用意するのはノートとペンだけである。まずは、日記を続けることを目標に試してみる?  【まつおちえ】 株式会社インプレシャス代表取締役。JAL国際線CAとして5年間勤務。500社以上の企業・職業の男性と合コンした経験を活かし、テレビや雑誌で活躍。現在は会員制婚活支援サービス「Precious美女倶楽部」、美女ブランド養成スクール『Precious美女塾』を主宰。著書に『1日5分で夢が叶う日記の魔法』(中経出版)、『マイル 極貧からCAへ芸能界へ、階段をのぼる私』(講談社) 公式ブログ http://ameblo.jp/matsuo-chie/ <構成/鈴木靖子>
1日5分で夢が叶う 日記の魔法

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マイル 極貧からCAへ芸能界へ、階段をのぼる私

たとえどんなに転んでも、起き上がり続けた20年!

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