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「眠りを愛するサラリーマン」の仕事術

◆ 「頑張って寝る」ための仕事術を一挙公開! 出勤睡眠を取ったほうがパフォーマンスは上がる。わかっちゃいるけど難しい? 答えはNO。たとえ激務でも「寝る」をモチベーションに人はここまで能率アップできる 「我こそは眠りを愛するサラリーマン」と豪語するのが、佐伯氏、伊藤氏、西平氏の3人だ。彼らは「頑張って寝る」を最大のモチベーションに、職場の残業圧力や、上司からの面倒な仕事、ムダな飲みの誘いを華麗にかわし、さらに自分の仕事をスピードアップさせることで「たっぷり8時間睡眠」と「仕事がデキるヤツ」を見事に両立しているという。なかには飛び道具的な裏ワザもあるが、今日からマネできるものも多い。その内容をここに紹介する。 【気分を切り替え、睡眠に集中する】 布団に入っても仕事のことが気になってしまい、毎晩なかなか寝つけないという人は多いはず。 「私は帰宅後に一切パソコンを開かないと決めています。でないと、急ぎではないメールにも逐一返信してしまい、家でも仕事モードから切り替わらず、寝つきが悪くなる。でも、よほど緊急なら電話があるはずですよね。メールで送られている時点で、翌朝の返信でも問題はありません」(西平氏) 家でもメールチェックをする仕事熱心さをアピールするより、翌朝一番に着手するほうが、その日の仕事のノリも上がるという。 【就寝時間から逆算し超スピードで片付ける】 日によって就寝時間がバラバラでは、睡眠のリズムが狂い、眠りの質が悪くなる。そこで「○時には絶対寝る!」とあらかじめ決めておき、逆算して自分の仕事をハイスピードで終わらせるのが大事、と口を揃えるのは佐伯氏と伊藤氏。 「僕は日中、一切食事を取りません! 腹が膨れると眠くなり、仕事のスピードが落ちてしまう。ならば、食事を省いて一気に仕事を片付けてしまおうと。その分、朝は大量に食べているのでスタミナ上の問題はありません。頑張ったあとの夕飯は格別(笑)」(佐伯氏) わずかな手間を惜しむことで、さらなる効率アップも図れる。 「パソコンのメールでよく使うお決まりのフレーズはすべて辞書登録。『よろ』と打てば『よろしくお願いいたします』と出るように、コンマ1秒単位で時間を短縮している。僕は一日100通以上メールのやり取りをしているので意外とバカにできないです」(伊藤氏) ●佐伯幸男氏(仮名) 32歳、出版。勤務時間は10~23時。最近、会社まで20分の土地に引っ越した。9時半ギリギリまで寝られるのが幸せだという ●伊藤成人氏(仮名) 36歳、メーカー。勤務時間は9~18時。夜は イラストレーターの仕事、という二足のわらじで多忙のなか、毎日8時間睡眠をキープ ●西平 信氏(仮名) 37歳、製薬。勤務時間は9~20時。早く帰り たいがために、デスクで立ったまま仕事をした経験も持つ。変人扱いされるのが悩み ― [毎日8時間寝る]逆転の仕事術【5】 ―
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