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予約殺到の「睡眠用うどん」を体験!うどん状ふとんの寝心地は…?

「ぐっすり眠れるうどん」と言われて、あなたはどんなものを想像するだろうか。胃腸に優しく、睡眠時にストレスにならないうどん? それともうどんチェーンの新メニュー? どちらも不正解である。
うどん全景

画像提供:悟空のきもち

 実はこの、ぐっすり眠れる「睡眠用うどん」(1万6800円、税抜き)がいま、テレビやSNSで話題になっており、既に予約が殺到している状況。8月20日発売の初回生産分は、発表即日に完売してしまった。だが発売前ということもあり、まだその実を体感した人はほとんどいない。  今回は、筆者が特別に体験を許されたため、発売に先駆けて人類が未経験のうどんをレポートする。

「睡眠用うどん」とは一体

 言葉だけでは、その実態を想像できない「睡眠用うどん」だが、見たこともない奇抜なフォルムがSNSを中心に大きな話題を呼び、ホリエモンこと堀江貴文氏も興味を示しているようだ。
睡眠用うどん

画像提供:悟空のきもち

 睡眠用うどんとは、つまり「うどんのような見た目の布団」というわけだが、その名の通り、うどんの麺のようなひも状のものが幾本も連なったもの。さらに薄いレースのかかった姿は、私たちがイメージする布団のイメージを完全に覆すものだ。

隙間だらけで寒そうだけど…

 見たことも聞いたこともない「睡眠用ふとん」、まだ発売前で口コミもないので、何を頼りに評価すればいいのかわからない。それならばということで、開発したお店にお願いして実際に寝てみた。
睡眠用うどん

「睡眠用うどん」を体験する筆者

 まずこの布団の不思議な点は、掛け布団なのに「上から入る」というところ。縦に渡る麺の隙間から布団に身を沈める。普通の布団のように完全に入ってしまってもいいが、首元を横に渡る麺を枕にしても良い。これを枕にすると、縦の麺がジェットコースターの安全バーさながらに、肩にかかってくる。  冬に布団に潜っても、肩の脇から吹き込む冷気に凍えた記憶のある人もいると思うが、これなら肩がしっかり守られその心配がない。また、中綿には人工羽毛が使われているため、体に触れる部分がどんどん暖かくなってくる。また、心許無くみえるレース(「つゆ」と呼ぶ)が、意外にも保温性が高いことに驚く。

一石二鳥どころか三鳥から四鳥

睡眠用うどん

抱き枕状態

 この睡眠用うどん、すでに枕と掛け布団の一人二役を担っているが、それだけではない。好きなうどんの隙間から足を出し、横向きになれば数本の麺が抱き枕に早変わり。
睡眠用うどん

足枕状態

 また、足元を横断する麺の好きなところから足をだして麺に乗せれば、足枕にもなるのだ。うどんにこんな可能性が秘められていたなんて。今まで、枕・掛け布団・足枕を使っていた人も、睡眠用うどん一枚(一杯?)で事足りるということになる。
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寝ながらの「スマホ」対策も完璧
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