香港で買える、年利4%以上の養老保険とは?
日本人のほとんどが老後の不安を抱いている昨今。どうなるかわからない年金だけに頼らず、明るい余生を送ることはできないか? 今回はローリスクな海外の金融商品を調べてみた。
SPA!2/28日発売号の「自分年金のつくり方」をご一読いただきたい。会社や国に頼らない、オリジナルの老後防衛策が多数掲載されている。 <文/週刊SPA!編集部>
最近、香港で話題を呼んでいるのが元本確保型の養老保険。「ベルギーの『アジアス』が販売している商品では、積立期間が8年か12年かを選べます。積立開始の6年後から3年ごとに保険金額の8%の養老金が、さらに毎年4.75%(予定)の年間配当が分配され、引き出さなければ複利運用される。以後は、被保険者が100歳になるまで養老金をもらい続けることができる、というものです」というのは、香港在住の投資コンサルタント、笹子善充氏。
さらに「年間配当は運用益による変動ですが、4%を下回ることはあまりないですね。毎月の積立金1000米ドル(8年間積み立て。払い込み総額9万6000米ドル)、年間配当4.75%で計算した場合、20年後には約18万米ドルが解約返戻金として受け取れるので、戻り率は187%。元本割れのリスクがないことを考えると、かなり魅力的な商品です」とのこと。
日本の変額年金保険などと比べてもかなりのパフォーマンスだが、為替リスクなどの問題は残る。なお、日本で売られていない海外の保険を日本で契約することは保険業法で禁じられているが、「香港に渡航して契約する分には問題ない」(笹子氏)とか。一定のリスクを頭に置きつつ、検討してみる価値はあるかもしれない。
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