テレもなくラブトークを吐ける男の自信と根拠とは?

テレもなくラブトークを吐ける男の自信と根拠とは?  シャイとは別の意味で、「日本の男は口下手」と思わざるを得ない狂気のラブトークの数々。では、当の男たちは口説き文句についてどう思っているのか。実際に巷の意見を聞いてみると、「ストレートに『めっちゃ好きやねん』とか言うほうが、ヘンに凝るより効果はアリ」(36歳・飲食)、「バブル世代の人は言いそうだけど、自分らの世代は『サムい』と思われるから普通の感覚では言わないのでは」(34歳・建築)と、甘い言葉を囁くことに抵抗感を見せた。  が、一方で、堂々と「言葉は武器になる」と言い切る男性たちもいて、彼らなりに、自信と根拠があるよう。 「あんまりかわいいから、見とれちゃった」なんてセリフは挨拶代わりだという35歳の男性は語る。 「口説き文句で女性に引かれちゃう男性は、距離感をとるのが苦手なんじゃないかな。僕だって、初対面や本気のコにいきなりキメ台詞は言わないですよ。僕が使うのは、会話の中にセックスを連想させる言葉をちりばめるサブリミナル効果。『雨でびちょびちょになっちゃったね』とか。『なめる』『入れる』などのエロい言葉をさりげなく連発し、女性の無意識にすり込んで徐々に相手をその気にさせる」  サブリミナルの効果のほどはわからないが、「ベタに口説いてうまくいくのは、そもそも、女のコがこっちに気がある場合。ゼロスタートのときは、印象を残すべき」という彼の発言は一理ある。28歳のテレビ局勤務の男性も言う。 「女性は言葉に細かい生き物。男だって、ホメられたら喜ぶけど、そのとき限り。でも、女性はある言葉を何度も反芻する傾向がありますよね。だから、ただ『好き』ではなく、甘い言葉を言っておいたほうが僕自身の印象となって残る。また、彼女になって、なにかあっても『前にあんなことを言ってくれたから、まあいいか』となる。少しくらい、クサい言葉をサービスしておいたほうが、後々、楽ですよ」  とはいえ、ドン引きされた言葉も彼女の記憶に残り続けるわけで……やっぱ、甘いラブトーク、リスキーだよなあ。 取材/斉藤真紀子 取材・文/田山奈津子 藤村はるな 港乃ヨーコ 鈴木靖子(本誌) ― 女がドン引いた[狂気のラブトーク]に呆然【7】 ―
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