「スマイルください」はマクドナルド以外でも有効?

【対店員編】 ファストフード店で言った「スマイルください」  かつてマクドナルドのメニューにあった「スマイル0円」。CMでも店員の「スマイル」を売りにしていたが、実際に「スマイル」を注文したら、ちゃんと提供してくれるのだろうか? 複数のファーストフード店で実験してみた!  まずは、本家のマック。記者Tがコーヒーを注文した後、「え~、あとスマイルください」と言うと、女性店員は一瞬顔が引きつるも無言で笑顔を見せてくれた。また別の店舗では、一瞬間があったが「はい、どうぞ!」と若い女性店員が満面の笑み。さすがご本家!  ところが、記者Mが深夜に、繁華街にある別店舗で、「スマイル」を注文すると、対応した外国人店員は、「そんなメニューあったっけ!?」と慌てふためいた様子でメニュー表から「スマイル」を探している……。「あっ、スマイルです」と自分の顔を指して言い直すと、ようやく察してくれ、戸惑いながらも微笑。  さらに1km先の別店舗でも、対応してくれたのは外国人店員で、残念ながら最後まで「スマイル」の意味を理解してもらえなかった。「スマイル」教育は、海外では浸透していないのか。  では、他のファストフード店で「スマイル」を注文したら反応はどうか。  記者Tがロッテリアに突撃すると、「それ、ウチじゃないっす」と一蹴。ケンタッキーでは、「え、ストローですか?」と聞き返される。「スマイルなんですが……」と言うと女性店員は「えっ……」と絶句し、失笑。ある意味スマイルだが……。店員はその失笑でもうOKと考えたのか、「ご注文は?」と無愛想に聞く。強気で「スマイルを」と繰り返すと、「当店には取り扱いが……この中からお選びいただけますか?」とメニュー表を指された。営業妨害とでもいいたそうな顔に、若干傷ついた。  なお、Mが他店舗で挑戦したところ、「はい、”スマイルセット”ですね!」と即答された。メニューを見ると、確かに「スマイルセット」たる商品が……。改めて「いえ、そのスマイルではなくて、ただの”スマイル”が欲しいんです」と勇気を振り絞っていうと、数秒後にようやく事態を呑みこんでくれ、戸惑いを隠せない表情で微笑。顔から火が出る思いで「もう結構です!」と店を飛び出した。これじゃまるで変態だ。  結局、複数店舗で100%のスマイルをくれたのは本家の1店舗だけだった。 ― 「(恥)セリフ」マジで言ったらこうなった!【3】 ―
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