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イヤでもお金が貯まる「仕組み」実例集【その15】

カリスマ会計士から話題の転職代理人まで登場 ビジネス本著者に学ぶ「新発想で貯める仕組み」 ◆衝動買いに悩む人こそネットショップ派に転向を  コツコツ毎月積み立てていた貯金に、魔が差したように手をつけてしまう瞬間がある。いわゆる「衝動買い」というヤツである。そんな厄介な欲求を解消する仕組みを提示してくれたのは、『スピードハックス』などの仕事術シリーズで知られる大橋悦夫氏。 「結論から言うと、買い物はネットでしろ、ということですね」  ネットショッピングといえば、「ポチる」という言葉に象徴されるように、衝動買いの温床というイメージがあるが……。 「確かにネットショップは、衝動買いを誘導するようにつくられています。一方で、ネットには『お気に入り』という最強の機能がある。衝動買いへの欲求を感じたら、まず一度、お気に入りに入れることです。衝動買いって流しそうめんに似てるんですよ。特にお腹が空いてなくても、そうめんが流れてきたらなんとなく止めてしまいますよね。反応することと、実際の食欲はリンクしていないんです。それと同じで、買い物についても、お気に入りに入れることで『反応欲』は満たされる。物欲は必ずしも満たされなくても構わない。リアル店舗では、そうしたタメが利きませんから、反応する=即お買い上げ……となってしまう。だから僕は、ネットを推奨するんです」  お気に入りのショートカットを片端からデスクトップに作って並べていくのも効果的とか。 「邪魔じゃないですか(笑)。それをゴミ箱に捨てていくだけで、なんとなく欲しくなくなりますよ!」 ●大橋悦夫氏 サイバーローグ研究所代表。仕事を楽しくする「仕組み」の研究に従事する。 『スピードハックス』(日本実業出版社)ほか、著書多数


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