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「ブルーレイレコーダー」販売員が本当にほしい3機種と絶対に買わない1機種

 皆さん、こんにちは。関東の某家電量販店に十数年間務めている店員のスズキです。黒物から白物まで、ジャンルを問わずさまざまな商品の販売に携わり、店長も務めたことがある私が、日々の生活に役立つ家電の情報をお届けしていきます。  前回はコロナ禍で改めて注目が集まっている「空気清浄機」について紹介しましたが、今年、最後のネタとして取り上げるのは年末年始にも大活躍する「ブルーレイレコーダー」です。まだ間に合うと思いますので、私が紹介する「買いたい&絶対買わない機種」を参考にしていただけるとうれしいです。

家電販売員が本当にほしいブルーレイレコーダー

家電量販店

※写真はイメージです(以下同)

 近年はビデオ・オン・デマンドのサービスが拡充し、テレビを観る方が減ってきていると思います。私自身、今年は東京オリンピック2020の特需があるにせよ、ブルーレイレコーダーの売り上げは例年と比べて落ちるのではないかと予想していました。  ですが、新型コロナウイルス感染拡大に伴う巣ごもり需要の影響か、振り返ってみると2020年の売り上げは堅調です。  そんなブルーレイレコーダーで、私の一番のオススメはパナソニックの「DMR-4X600」。  実勢価格は約17万円と、今回ピックアップした製品の中ではずば抜けて高価なのですが、レコーダーの便利さを体感できる機種として1位に選びました。

「28日間自動録画」という安心感

 パナソニックのレコーダーは反応のよさ、見やすいインターフェースなどが人気で、確固たる地位を築いています。地味な機能ですが、レコーダーの正面に昔ながらに時間が表示されるのもマニア心をくすぐられますね(笑)。  その中でもDMR-4X600の最大の特徴は、いわゆる“全録機能”が搭載されていること。HDD容量が6TBと、今回紹介する製品の中で最も多く、ハイビジョン放送なら最大4chを28日間自動録画してくれます。年末年始の特番もすべて録画してくれるので、撮り忘れたという心配はありません。  また、新4K衛星放送チューナーを2基内蔵しており、テレビに4Kチューナーが内蔵されていなくても新4K衛星放送を視聴できますし、2番組同時に録画可能です。  価格を抑えた4K対応テレビ(4Kチューナーが内蔵されていないもの)の購入者や、買い替えを検討している方にもオススメです。
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