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読めば元気が出る[漫画&アニメ]名セリフ集

幼い頃から大人になった今に至るまで、大好きだった漫画やアニメのセリフが、人生のターニングポイントや心が折れそうなときに、自分たちを奮い立たせるサプリになることがある。そんな心の金言を紹介しよう ◆読めば元気が出る&一歩を踏み出せる発奮剤的な言葉 「友情・努力・勝利」をテーマに挙げているのは『週刊少年ジャンプ』だが、漫画やアニメに勇気づけられた、または背中を押してもらったという経験は、誰しも一度はあるはず。そこで、20~40代・男性に行ったアンケートと取材で、心に残るセリフとその理由を聞いてみた。  まず、“勇気が湧いたセリフ”として人気だったのは、日本を代表する漫画の一つ、『ドラえもん』(藤子・F・不二雄)のセリフ。  ドラえもんがのび太に発した「負けるからと言って挑まないよりも、負けると分かっていても挑む方が全然カッコイイぞ!」や、「道を選ぶっていうことは、必ずしも歩きやすい安全な道を選ぶってことじゃないんだ」というセリフが挙がった。「今読んでも奥深い」(29歳・大学院生)などの意見が寄せられた。
『SLAM DUNK』(井上雄彦)

『SLAM DUNK』(井上雄彦)

 バスケットボール漫画の金字塔『SLAM DUNK』(井上雄彦)に登場した安西監督の「あきらめたらそこで試合終了だよ」は、もはや殿堂入りと言ってもいい名セリフ。知名度が高いだけに、「大好きなセリフだけど、試合中にコーチが『あきらめたらそこで試合終了だぞ!』って叫んだときは、何だか少し萎えた」(29歳・整体師)なんて意見も。  スポーツ漫画ではほかに、『週刊少年マガジン』で連載中の『はじめの一歩』(森川ジョージ)のセリフを選んだ人も。「『努力した者が全て報われるとは限らん。しかし! 成功した者は皆すべからく努力しておる!!』は、一番好きなセリフです。才能のない自分を勇気づけてくれて、自分も頑張らなきゃという気持ちにさせてくれる」(35歳・飲食)。  また、『NARUTO』(岸本斉史)の「自分を信じない奴なんかに努力する価値はない!!!」に、「部活で記録が伸びず、諦めかけていたときに勇気をもらい努力を続けられて大会で入賞できた」(22歳・学生)と、当時を振り返る人。さらに、同じ『週刊少年ジャンプ』に連載された『るろうに剣心』(和月伸宏)では、志々雄真実の「そんな時代に生まれ合わせたのなら天下の覇権を狙ってみるのが男ってもんだろ」に、「ひ弱な男ばかりいるこの時代に、強くならねばと思った」(21歳・学生)と、決意を新たにする人もいた。 【他にもこんな名セリフが】 生きていりゃいい…生きていりゃ勝利なんていうのは動物の話だ…オレは人間だ! 『最強伝説黒沢』3巻 福本伸行/小学館 「人間と動物は違う。読んだときはもう大学生だったけど、ダメすぎる中年オヤジが人生を変えようと苦闘する姿に物凄い勇気をもらった」(28歳・営業) ※文中のセリフは、極力編集部でも調べましたが、回答者のおぼろげなものもあります ― 人生に効く[漫画&アニメ]名セリフ集【1】 ―
SLAM DUNK 8巻

名セリフのつるべ打ち!

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