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東大生は絶対にやらない「効率が悪い人特有の本の読み方」

 現役東大生の布施川天馬と申します。学生生活の傍ら、ライターとして受験に関する情報発信などをしています。

約半数の人が「読書の習慣」を持たない

東大 皆さんは、年に何冊ほど本を読むでしょうか? 僕は読書が大好きで、読むスピードは速くないのですが、月に何冊も本を買ってしまいます。読書が好きな人の中には、週に一冊以上のペースで本を読むという人もいて、すごいなぁと感心させられます。    ですが、平成30年に実施された文化庁の「国語に関する世論調査」によれば、「月に一冊も本を読まない」(雑誌、漫画は除く)と回答した人が47.3%だったそうです。  もちろん、この結果だけで全体を語ることはできませんが、それでもアンケート回答者の半数近くが読書をしないという結果になったのは大変なことだと思います。  どうしてそんなにも多くの人が、読書をしないのでしょうか? 僕は、彼らは「読書をしない人」ではなく、「読書ができない人」なのではないかと考えています。

やってはいけない「読書が苦手になってしまう読書法」

 つまり、「読書が嫌い、もしくは苦手だ」と思っている人が多いのではないかと思うのです。というのも、僕自身が「読書が苦手だ、自分には本なんて読めない」と思い込んでいて、まったく本を読まない人間だったからです。  今では読書が大好きな僕がどうしてもともと読書が苦手だったのか。それは読書が苦手になってしまう「悪夢のような読書法」をしていたからでした。  本を読むときにあることをしてしまうだけで、本来楽しめるはずの読書タイムがまったく楽しくない地獄の拷問に変わってしまうのです。  今回は絶対にやってはいけない「読書が苦手になってしまう読書法」についてお伝えします。
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「丁寧な読書」をやってはいけない理由
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