エンタメ

M-1準決勝、人気コンビが続々敗退も「波乱ではない」と元M-1ファイナリスト

金属バット

金属バット

金属バット

 4番手はこちらも問題児「金属バット」の登場だ。僕の見立てではネタの出来はめちゃくちゃよかった。決勝進出しても良かったのではないかと思える内容だった。しかし、これも「ランジャタイ」のせいなのかもしれない。本当にもったいない。敗者復活戦で国民に訴えたい。

ダイタク

ダイタク

ダイタク

 5番手は準決勝常連である双子漫才師「ダイタク」。ボケ数も多く放っている、後半も畳み掛けている、内容も悪くはない。ただ、このブロックは「もも」から始まり「オズワルド」「ランジャタイ」「金属バット」と、あまりにもクセが強いメンバーが連なり、双子漫才師が薄味に見える異常事態が起きた。

からし蓮根

からし蓮根

からし蓮根

 6番手はM-1グランプリ2019ファイナリストの「からし蓮根」が返り咲きを狙ったが、惜しくも敗退となった。何度もいうが全然ウケている。力強いウケもあり、ボケ数も多く、後半もよかった。ただファイナリストのバランスを考えた場合、しゃべくりからコントへ入る通称「漫才コント」を選択する漫才師も多く、その戦い、選択という部分で敗れ去ったのかもしれない。こればかりは仕方がないところだ。

インディアンス

インディアンス

インディアンス

 混乱のCブロック最後の7番手は2連続ファイナリストである「インディアンス」だ。とはいえ昨年は敗者復活戦からの勝ち上がりであり、2人は正面突破したいと願っているだろう。その昔はインディアンスのようなハイテンションでハイテンポの漫才師は多く存在した。俺自身もインディアンスと同系統の漫才をしていたと思う。しかし、今現在あまりこのタイプはおらず、十分なテクニックがあり、技法も多く使用するインディアンスは逆に唯一無二感ある。2年ぶりの正面突破で決めた決勝進出である。
次のページ
ヘンダーソン、キュウ、アルコ&ピース
1
2
3
4
5
6
7
8
テキスト アフェリエイト
新Cxenseレコメンドウィジェット
おすすめ記事
おすすめ記事
Cxense媒体横断誘導枠
余白
Pianoアノニマスアンケート