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誕生から7年 「モリゾーとキッコロ」は今も超売れっ子だった

 あの東電のキャラクター「でんこちゃん」が3月末をもって完全に姿を消した。節電と電気の安全を長年アピールしてきたが、「合理化のためにはやむをえず。今後とも使う見込みはありません」(東電広報)とのことだ。何だかかわいそうな気もするが、そういえば博覧会などのために誕生したキャラたちは、そのイベント終了後、どこでどうしているのだろう? というわけで、気になるキャラの“今”を追った! 【モリゾー&キッコロ】 愛知万博の公式マスコット  ’05年3月から9月まで開催された「愛・地球博」の公式マスコットキャャラ・モリゾーとキッコロ。  “森の精”という設定で’02年3月にデザインが発表され、その活動は’05年9月の閉幕後に“封印する”とされていた。  ところが「確かに当時、博覧会協会は封印するつもりでしたが、あまりの人気の高さに押されて、閉幕から2か月後には復活を発表しました」(著作権を管理する地球産業文化研究所)という。  なんと’06年2月末までで関連商品の売り上げが1000億円を突破! そりゃ復活させて当然か。
モリゾー&キッコロ

5月から韓国で開催の麗水国際博覧会では、草なぎ剛さんらとともに日本館サポーターに。写真は任命式での枝野経済産業相とのスリーショット

◆そこらの芸能人より売れっ子だった! 「大きな活動としては、’08年の洞爺湖サミットで日本政府からの依頼で環境大使を務めました。また’07年からNHKで『モリゾー・キッコロ 森へいこうよ!』というレギュラー番組を放映中です」  冠番組まで持ってるなんて、そこいらの芸能人より売れっ子だ。 「ちなみに昨年(’10年)度はイベントなどへの着ぐるみの出演依頼が313件。もちろん我々が“環境にいいかどうか”を基準に審査をしますが、本年度もだいたい同程度の依頼件数が来ています」とは、相当ハードスケジュール。もしやヘリ移動なんてことも!? 「いえいえ。着ぐるみは8体ありますので心配には及びません。営利目的でないイベントなら、送料さえ負担していただければ無料貸し出ししていますから、みなさんお気軽にお声がけください」  森の精だから分身もお手のものってわけですね。 ― 役目を終えた[あのキャラ]の今【5】 ―
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