【ニコニコ超会議1】想像以上のカオスっぷり! ブルートレイン「ニコニコ超会議号」車内レポ【釜替え動画付き】

 4月27日~28日、大阪ー上野間を奇跡の寝台特急が走った。その名も、ブルートレイン『ニコニコ超会議号』。4月28日、29日の2日間、幕張メッセで開催されたイベント『ニコニコ超会議』に向けて、臨時団体列車として運行されたこの列車には、鉄道ファン・ニコニコ動画ファン100名強が乗車し、見たこともない濃密な空間となっていた。鉄道は好きだが、鉄分(鉄道好き度・詳しい度)が低めの筆者が、人生初体験の夜行列車で体験した驚きの出来事をリポートする。

⇒【画像】はこちら http://nikkan-spa.jp/202463/nicobt_00

◆ ブルートレインの車内で鉄道模型が走った!

 夜行列車のベットに鉄道模型のレールが登場! 快適にくつろぐはずのその空間にレールを敷き、模型を走らせた犯人は、5号車に乗車した大学生3人組。鉄道研究会に所属している彼らは、「せっかく寝台列車を貸しきっているのなら、許される範囲で多少無茶やってでも、ネタになることをしたいと思いました」と犯行の動機を語った。走行させた列車は、『あけぼの』などの夜行列車や、超会議号の運行区間を走る列車たちだった。

◆ テンション高まる乗客たち、震源は5号車

 鉄道模型が登場したことはすぐに車内で噂となり、5号車には見学者が集まり、通路はパンパンに。そして、5号車に人が集まる理由は他にもあった。5号車は、車掌さんの許可をとり、コンセントから長いケーブルの延長タップを多数用意していたのだ。ノートPCやビデオカメラを持ち込み、車内や車窓からの風景を撮影したり、ニコニコ生放送などのネット放送を行う者が集まった。他の車両では、車内各所で行われているネット放送を視聴しながら、自宅から超会議号の様子を楽しユーザーとも、交流していた。宴は消灯後も行われ、乗客の多くは(特に5号車)ほぼ寝ていない状態で超会議に参加した。

⇒ ニコニコ超会議号「カオス5号車」の鉄分の高さは異常
http://nikkan-spa.jp/202492

◆ 企画は向谷実氏。車掌姿で全力で楽しんでいた

『ニコニコ超会議号』を仕掛けたのは、フュージョンバンド『カシオペア』のキーボーディストで、鉄道ファンとして多方面で活動する、向谷実氏。JRや旅行会社と交渉し、団体臨時列車のプランをつくった。記念乗車券や、記念品、さらには車内では、車掌DJ『SUPER BELL”Z』の野月貴弘氏による車内アナウンス、車内放送の前には向谷氏がiPadで作曲したボーカロイドによる「ニコニコ、ニコニコ、超会議」というチャイムが流れた。

◆ 乗客ひとりひとりと語り合う車掌

 発車すると、向谷氏は客席をまわり乗車券の確認を行った。自前の車掌制服を着て、野月氏とともに乗客ひとりひとりと楽しそうに鉄道トークを交わしていた。向谷氏と話した感想を訪ねると「とても話しやすい気さくな方で、本当に楽しそうに話すのが印象的でした。乗客のなかで、一番楽しんでいるのは向谷さんだと思います(笑)」と会話を振り返り、笑顔をうかべていた。

◆ 各地の駅のホームや路上に待ち受ける人々からの熱視線

 超会議号の運行スケジュールは、鉄道専門誌やネット上に情報が流れていた。全国の鉄道ファンたちは、大阪駅から上野駅までの各駅のホームだけでなく、路上や田んぼの畦道にまで、特別運行の超会議号の姿を見ようと、カメラを構えて待っていた。京都駅や長岡駅など、運転停車した駅のホームは特に人が多く、ホームに入ってからも位置をかえて撮影しようと走る小学生の姿もあった。また、乗客と手を振り合うことも多く、鉄道を愛する者同士のあたたかい交流が行われていた。

◆ 車掌DJのノリノリなアナウンスに爆笑の連続

 車掌DJ・野月貴弘氏によるアナウンスに車内は毎回爆笑が起きていた。特に印象的だったのは、消灯時間前に流れたこのアナウンス。「深夜帯につき、車窓左手、美しい日本海などは全くご覧になれません。また、他のお客様の迷惑となるような行為はご遠慮ください。ベットで鉄道模型を走らせるなどのご迷惑な行為はおやめください。ぜひお休みください。……ねろ!」

◆ 狭い空間を快適に過ごすためのギミックに興奮

 夜行列車に初乗車した筆者は、レトロで機能性の高い車両の設備に感動の連続であった。便所使用知らせ燈やドアのストッパー、更衣室、年季の入ったウォーターサーバー、冷暖房設備のランプなど、車内の細部まで撮影したので大量に画像で紹介する。特に気になったのは、ベッドまわりにあった設備。2段ベッドの上へ上がるための梯子、通路に座るための椅子など、狭い空間を活かすデザインは極めて機能的であった。

⇒ 【画像集】ブルートレインの車内設備はレトロかわいい
http://nikkan-spa.jp/202422

◆ 深夜の『釜替え』に熱狂する乗客

 車内で特に盛り上がったのは、長岡駅での『釜替え』だろう。大阪駅から走ってきた先頭車両は長岡駅でお別れ。反対の最後尾の客車に別の機関車が付け替えられた。その瞬間を見守ろうと、多くの乗客が連結部に集まり、通路はすし詰め状態に。その最前線には、ニコニコ生放送を行おうと1時間前から陣取った乗客もおり、他の乗客はその映像を客席から見守った。乗客は「窓からはさっきまで先頭を走っていた車両が去っていく様子が見え、釜替えの瞬間もニコ生で見られたのでお得な気分です。まわりの乗客と一緒に盛り上がれてよかったです」と、楽しそうに語ってくれた。



【動画】⇒http://youtu.be/ccJSNbE55DA

 奇跡の寝台特急『ニコニコ超会議号』。ここでは書ききれない出来事がまだまだ起きていた。Twitterで『#超会議号』というタグをみれば、その盛り上がりの一部が見られるだろう。この記事を見た乗客の方は、乗車の感想やエピソードなどを、さらに『#超会議号』タグ付きで投稿してもらいたい。 <取材・文・撮影/林健太>

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