ムダなハローワーク通いをやめて資格を取ったら転職できた!

20代、こうやって転職を成し遂げた 【CASE2】ムダなハローワーク通いをやめて資格を取った 塩崎由美さん(仮名) 22歳・介護 「私の場合、資格取得が就職の決め手になりました」  そう就職活動を振り返るのは、現在正社員の介護ヘルパーとして働いている塩崎さん。高校卒業後、2年間派遣会社で働いていたが、契約期間が切れてフリーターに。両親に「介護は人手が足りてないらしいから、就職しやすいんじゃない?」と勧められたのをきっかけに、介護関係の仕事を探すことに。 「最初はすぐに仕事が決まると思っていましたが、実際に就職活動を始めたらやっぱり大変で。確かに介護はほかの職種に比べて、少しは求人も多かったんですが、応募も多いのですぐに枠が埋まってしまうんです」  連日ハローワーク通いを続けたが、当時は面接までこぎつけることもできなかったという。 「今のままじゃ埒(らち)があかないと思い、資格を取ることにしたんです。資格必須の求人は多くはなかったのですが、このまま毎日ハローワークに通っていても、時間のムダかと思って……」  そして専門学校に数か月間通い、ホームヘルパー資格を取得。「そのタイミングで運良く面接してくれる会社が見つかって。そこの会社も求人が殺到していましたが、私も資格を持っていることをアピールできたので、面接では手応えがありました」  結果は、晴れて採用。 「資格を取ることで、自分が介護の道で生きていくんだという覚悟ができた気がしますね」  手間と時間のかかる印象がある資格取得だが、就活に行き詰まっている人には案外近道かも。 ― [20代の就職難]はウソだった!【4】 ―
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