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懐かしの「パンの耳」スナックを食べ比べてみた

 昼食でよくお世話になるコンビニ等のサンドイッチ。ふと思ったのだが、これを作ったあとの「パンの耳」はどうなるのだろう?  山崎製パンの資料によると、パンの耳が年間6万8000トン(2010年)発生するが、その大半は家畜のエサとして再利用され、一部はスナック菓子になるという。スナック菓子! 昔懐かしい、パンの耳を揚げて砂糖をまぶしたようなお菓子なのだろうか?  そこでコンビニを回ってみると、ありました! 明らかに「パンの耳」で作ったお菓子が。  まずデイリーヤマザキで捕獲したのが、「良味100選 スティックラスク フレンチトースト味」(末広製菓、税込105円)。黄色くて甘くて、懐かしい味…。卵にひたして揚げているのが特徴だ。これはヤマザキ「ランチパック」の耳で作ったという。 【拡大画像】⇒https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=203638
スティックラスク

「スティックラスク」。ほんのり卵の味がする

 調べてみると、末広製菓では他にもヤマザキのパンの耳シリーズを作っていて、「揚げパンスナック」(コーヒー味、シナモンシュガー味)もある。  次にセブン-イレブンで見つけたのが「7プレミアム カリカリトースト シュガーバター味」(東ハト、税込100円)。ヤマザキのより、ほんの少し甘味が少なく、サクサクしている。ネットを見ると、ファンもかなりいる様子。子供の頃、家で食べた懐かしの味だ。 【拡大画像】⇒https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=203647
カリカリトースト

「カリカリトースト」。パンの耳とは書いてないけれど、明らかに耳だよね

  また、ミニストップの「おやつラボ」シリーズには、その名もズバリ「パンの耳ラスク シュガー味」(末広製菓、税込105円)というのがある。これはまだ入手できてないが、シナモン風味らしい。ヤマザキのと同じメーカーだから美味しいはずだ。 さらに、「パンの耳」界のセレブとも言うべき商品を知った。とんかつ「まい泉」の「パン耳ラスク」である。「まい泉」といえばヒレかつサンドで有名だが、あのパンの耳で作ったラスクが、「まい泉」直営店で買えるという。さっそく食べてみたのは、「ハローキティのパン耳ラスク あっぷるシナモン味」(税込630円)。 【拡大画像】⇒https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=203659
キティ

女の子へのちょっとした手土産によさそう

  さすが、パンの密度が高くしっかりしていて、ほんのりリンゴの味がする。同社によると、2012年4月1日にサンリオとのコラボで発売されたもので、「缶は、かつサンドを持って、まい泉の制服を着たキティちゃん。かなりレアですよ」(マーケティング部・田崎和子さん)。  かつて同社のパンの耳は飼料になっていたが、2011年に「パン耳ラスク」(スパイスソルト、黒胡麻砂糖、各税込294円)を売り出してみたら予想以上の人気だったという。  
まい泉ラスク

まい泉のパンだけあって、耳がしっかりしていた

いろいろ食べているうち、自分で作りたくなってきた!「ペペロンチーノ味」なんか、ビールのツマミによいのではないだろうか? <文/日刊SPA!取材班 >
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