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じわじわと”ツイッター疲れ”が蔓延中!?

ユーザー数がミクシィを抜くなど、爆発的人気のツイッター。「いずれは携帯電話と同じように欠かせないものになる」と語る識者もいる「新たな社会インフラ」扱いまでされているサービスだが、新しいものに順応できない人はいつの世も一定数いるわけで……。ブームに煽られ、つぶやくことに疲れた人々の姿を追った、なう。 じわじわと”ツイッター疲れ”が蔓延中!?   芸能人や経営者、さらには政治家まで、今や幅広い人々が利用しているツイッター。その勢いはまさに天井知らずで、今年の4月にはツイッターの利用者数がミクシィの利用者数を突破し、988万人が利用しているという。今後、利用者数はますます増えそうだが、その裏で「ツイッターを利用して疲れてしまう人」が続出中らしい!?
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 ということで、その実態を調査すべく、22~40歳の会社員、男女300人にアンケートを実施! アメリカのマーケティングリサーチ会社ニールセンよると、「ツイッター初心者の60%が1か月で飽きてしまって戻ってこない」ということなので、ツイッターを1か月以上使い続けている人たちに本音の意見を聞いてみた。 するとその集計結果から、30%の人が「ツイッターに疲れている」ことが判明! 特に”人間関係”が原因で疲れてしまっている人が多いようだ。そのなかには「リアルな友達が多くて、独り言をつぶやきたくても言いたいことが書けない」(34歳・電気通信事務)、「上司にアカウント名がばれて、会社の愚痴とエロい系のつぶやきなどが全部筒抜けになってしまった。自由なつぶやきに制限が入ると疲れる」(25歳・不動産)といった意見が。もともと「自由に好きなことをつぶやける」というのがツイッターの魅力だったはず。身内を気にしてそれが制限されるのはかなりのストレスに違いない! だが、「炎上しないかが心配」(39歳・IT、アプリケーション運用)、「人を気にすることが多くて疲れる」(37歳・建設)というように、第三者を気にする意見も目立った。まじめすぎる日本人気質のせいかもしれないが、見ず知らずの人の目が気になっているようでは、「ツイッター疲れ」はますます進行していくばかり。しかもアンケートの結果によれば、自分のコメントを見てくれるフォロワーの数は約半数の50・3%もの人が10人以下! たった数人の「フォロワーに気を使って疲れる」なら、いっそ「自分には向いていない」と判断してやめたほうがいいかも?  今回のアンケートで、「ツイッターをやめたいと思ったことはある?」という質問に対して、34%の人が「ある」と回答している。それでもなお、ツイッターを使い続けるのは、「常に利用していないと、周りからいつの間にか仲間外れになっていたりする」(26歳・大学職員)、「やらないと周囲がうるさい」(30歳・事務)という理由があるようだ。しかし、これはまだいいほう。 「会社で推進してやっており、社内の人がフォローしているのでつぶやきに気を使う」(34歳・不動産経理)というように、会社の戦略に巻き込まれてしまったケースも! 自分の意思ではなかなかやめられないケースだけに問題は深刻。人々の口からは、つぶやきよりもため息のほうが多く出ているのだ。
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― ツイッターに疲れた…なう【1】 ―
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