スピリチュアル好きOLを騙して稼いだ金の使い道とは

ブライダル関連業+スピリチュアル勧誘員 【case.2】スピリチュアル好きのOLを騙してお金稼ぐ 大崎宏美さん(仮名・27歳) 趣味だったパワーストーン集めなどの延長でスピリチュアル系セミナーに参加。そこで、声をかけられ”売る側”に回ったら、カモのOLだらけという現実を知り、勧誘員に :月収182000 :月収3万円~10万円 バイト時間:不定期 「今はやりのスピリチュアル系イベントに来るOLに声をかけ、高額のセミナーに勧誘すると紹介料がもらえるんです」  ブライダル関連会社で事務をしている宏美さんは、1年前からスピリチュアル系販売業者の勧誘員を副業にしている。 「即売会などのイベントで声をかけるだけでなく、ネット上でターゲットを探すこともあります。『一斉遠隔ヒーリング』というのがあって、これは全国各地のヒーラーが指定した時間に、一斉にパワーを送って癒されるというもの。自分自身がそうだったからわかるんですが、こういう世界が好きな女性って一番癒されるのは何かを探して、いろんなものに手を出す。そこで、こうしたイベントの呼びかけをしてターゲットを大量に確保し、”紹介”するわけです」  紹介先は、「先生」と呼ばれる人物が主催するアチューメント(ヒーリングの能力開発)のセミナーなど。2日間で15万円という高額なセミナーで、一人につき紹介料1万円がもらえるという。 「ほかにも、例えば先生が主催で講演会をやるより、先生の信奉者が先生を招いて講演会をやるほうが信憑性も高いでしょ? そこで、呼びかけをして30人ぐらいの小規模な講演会を主催する。参加費は数千円でも結構いいバイトになるんです。こういう世界にハマるコには2種類いて、好きだけど信じていない私みたいなタイプのOLには、副業ネタの宝庫ですよ」  同じOLを半ば騙しながら副収入を得ている彼女だが、そのお金はお気に入りのヒーリングセミナーの参加で抱えた、カードローンの返済に充てているのだとか……。 スピリチュアル系の業者が主催する即売会は、カモを探す絶好のチャンスだとか ― 20代OL[(裏)ダブルワーク]の実態【3】 ―
おすすめ記事
ハッシュタグ