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増える若年性ED、その時パートナーは…

 年配者の病気と思いきや、最近20、30代でもEDになる男性が増えているという。 ◆ある日突然、パートナーが若年性EDに――。そのとき、女性たちはどう対応し、何を考えたのか。 「彼氏が反応しなくなって、まず思ったのは『この人浮気してる』ということ。なにより先に疑ってしまいました」と話すのは米沢瞳さん(仮名・28歳・OL)だ。
彼氏がEDになって別れることになったと語る女性

彼氏がEDになって別れることになったと語る米沢さん(仮名)

「付き合ってすぐ彼氏(31歳)の勃ち具合が悪くなったんです。私がいろいろ頑張っても、よくて半勃起状態。まったく反応しないときもありました。彼はまだ30歳を超えたばかりだし、まさか病気だなんて思わなかった。もちろん、EDという病気自体は知っていたけれど、父親くらいの年齢で不健康なオジサンの病気だと思っていたんです。だからお互いに『病気かも』という考えは一切なく、ただHができないことに不満が募っていきました。挿入できないので、毎回Hは前戯だけ。彼はいつも『ゴメン……』と言うだけで、何も改善されることなく同じ日々の繰り返しです」  そうして関係が悪化し続けたある日、彼氏から「EDかもしれない」と告白された。だが、米沢さんは「信じられなかった」という。 「別れる間際は、『私には興味がないんだ』と思い、彼と会っても『浮気してるんでしょ!』と問い詰めるようになってた……。彼から告白されても、『反応しない原因は浮気』と、自分のなかで思い込んでいたので、彼の言葉を受け入れることができなかった。結局、私から一方的に別れを告げました」  ほかにも、「セックスができないと、正直、恋人関係は成り立たないです」(25歳・OL)という意見や、「病気だと頭では理解できても、『結局、私に魅力がないからそうなったんだ』と、すごく落ち込んだ」(28歳・接客業)という声もあった。長年連れ添った夫婦ならまだしも、若い女性が受け入れることはなかなか難しいようだ。  一方で、前向きな声もある。  「彼氏(27歳)から『EDになった』と言われて、嫌がっていたけど『一緒に治そうよ』と半強制的に病院に連れていきました。女だとなかなか深刻さに気付けないけど、病気なんだから、恥ずかしがらずに言ってほしい。誤魔化していても関係が悪化するだけだと思います」(27歳・接客業)   「若いからEDなんて」。男女ともにそうした思い込みによってカップル間にも通常以上に軋轢を生んでしまうようだ。  週刊SPA!6/5発売号「他人事じゃない! 若年性EDの悲劇」では、若くしてEDに陥った男性の体験談や、若年性EDの原因などを徹底取材した。 <週刊SPA!編集部>
週刊SPA!6/12号(6/5発売)

表紙の人/T-ARA

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