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生レモンサワー発祥の店が祐天寺にあった

― 酔っ払いの達人・大竹聡オススメの名店 その1 - 週刊SPA!にて、5月よりスタートした『酒とつまみ』元編集長・大竹聡氏による新連載「アホほど飲むな!」。アホほど飲んじゃった愛すべき人々がおりなす人間模様を綴ったエッセイなわけですが、当欄では大竹氏「オススメの名店」についても少しだけ触れています。  そこで日刊SPA!では、誌面に載った名店の魅力についてより詳しくご案内します。 ◆名物はトンビ豆腐 「もつ焼き ばん」

トンビ豆腐ダブル。肉がホロホロと溶ける。辛酸っぱくて激ウマ!

 週刊SPA!6月12日発売号にて紹介している「もつ焼き ばん」は、中目黒より祐天寺に構えを移して今年で7周年を迎える名店。その名のとおり、「もつ焼き」(1本100円・1本から注文可)のほか、「レバカツ」(1本・130円)、「トンビ豆腐」(1本入り・350円/2本入り・500円)が名物料理。トンビとは“豚の尾”のことで、豚尾にネギ、ニンジン、セロリ、赤唐辛子に豆腐をたっぷり加えて、トロトロに煮込んだもの。見た目からして赤みが強く、激辛ではあるが独特の酸味も合わさり絶妙な味加減なのだ。  このトンビ豆腐と一緒に味わってほしいのが、「元祖レモンサワー」(生レモン1個付・400円)。甲類の焼酎に生レモンの絞り汁を入れたもので、大将の小杉さん曰く、「日本で最初に“サワー”と名付けたのがウチなんだよ」とのこと。実際に、店ではビールやホッピーよりも「サワー!」と注文するお客さんの声が多く聞こえる。
もつ焼き,トンビ豆腐

こちらは旧店舗の店内。ひとりでふらりと立ち寄って一杯ひっかけるのもオススメ

 と、書いておいて記者が実は注目してほしいと思っているのが、お通しの「糠漬け」。100年守り続けている糠床で漬けたキュウリ、大根、ニンジンの酸味が味わい深く、食欲・飲欲をそそるのだ。しかもお通し代・サービス料無料というのが泣けてくる。  ちなみに、「ばん」という名前の由来を小杉さんに聞いたところ、「めんどくさいから『こんばんは』の『ばん』でいいよ!」と笑う。祐天寺にお立ち寄りの際は、ぜひ訪れてほしい。否、特に用がなくても「もつ焼き ばん」目的でぜひ! 「もつ焼き ばん」 【住所】 東京都目黒区祐天寺2-8-17 【営業】 平日16:00~23:00(ラストオーダー22:15) 土曜15:00~23:00(ラストオーダー22:15) 日曜15:30~22:00(ラストオーダー21:15) 月曜定休 ※詳細は、090‐4706‐0650

7周年目を迎えた今年、隣に新店舗を増設。旧店舗はおひとりさまOK、新店舗は複数人数で訪れたときに

取材・文/おはつ(本誌) 撮影/菊竹 規
週刊SPA!6/19号(6/12発売)

表紙の人/マギー

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