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[激安飲食チェーン店]食い倒れ大調査【ファミレス編】

長引くデフレ不況で消費を控えるなか、活況を呈しているのが低価格の飲食チェーン店。しかしその裏では、熾烈な価格競争が繰り広げられている。今回、取材班は話題の店で徹底的な覆面調査を行った! 【ファミレス】イタリア人シェフも絶賛!? 知名度抜群のサイゼリヤ 「ファミリー層は郊外の回転寿司などへ流れ、若者はカフェへ。近年、ファミレス業界は低迷している」(子安氏)というなかで独り勝ちなのが、「サイゼリヤ」。同店人気メニューのミラノ風ドリアやペペロンチーノは、一皿たった299円という驚異的な価格だ。 「知人のイタリア人シェフが、『本場イタリアで食べるイタリアンよりも、サイゼリヤのほうがおいしい!』と大絶賛していたほど(笑)。にもかかわらず低価格なのは、肉は豪州産、ワインはチリ産などを現地買い付けし、大量仕入れによって相当安く抑えていることが大きい。最近の円高で輸入コストが抑えられているのも、会社の業績には追い風です」(本吉氏) また、カネをかけないところは徹底的に省き、「経費削減のため、従業員の給与明細はレシートで発行したり、料理もCK方式が徹底され、工場で作ったものを温めるだけが大半。調理らしいことはほとんどしません」(サイゼリヤ元社員)という。
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サイゼリヤのハンバーグステーキは399円で、 ハンバーグの重さも109gとなかなか。ちなみに、 全部で100品超あるが、すべての料理を頼んでも 4万4000円程度しかかからないという本吉 亮氏
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上場企業を多角的に分析し、金融情報を発信する T&Cフィナンシャルリサーチ調査部マネジャー。 社長や企業幹部への取材、アナリスト説明会なども数多く経験する ― [激安飲食チェーン店]食い倒れ大調査【4】 ―
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