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ノマドワーカー「ルノアールで迷惑な客にならないように2時間に1度は必ず注文する」

言葉だけが独り歩きして、イマイチよくわからないノマド。iPhone片手にスタバでMBA(MacBook Air)をカタカタ打っていれば誰もがノマドになれるのか? ノマドワーカーに聞いてみた! <聞いてみたのはこの三人!> ・江口晋太朗氏(27)Webディレクター ・呉 琢磨氏(32)ライター ・石山 城氏(46)プランナー ◆明日からノマドになれるグッズとは?
ノマドワーカー

20代、30代、40代と年齢層は異なるが、同じノマドワーカーとして共感するところは多いよう。呉氏と石山氏は、ノマドという言葉が流行る前から今の働き方だったそうだ

 ノマドとして生きるには、いつでもどこでも働けるような便利さを兼ね備えているガジェットが必須だ。この条件、特にノマド志願者じゃなくても、欲しいガジェットの条件では? そこでSPA!が選んだノマドワーカーたちに、ノマド御用達ガジェットについて存分に語ってもらった。 石山:カバンひとつが僕のオフィスになって十数年。効率的に仕事をしようと思って工夫を重ねるうちに、これだけ持ち歩くようになりました。 呉:パスポートまで入ってるんですね!僕は、いかに荷物を減らすかを追求した結果、PCとiPhone、充電グッズだけ。ガラケーも持ってるけど、電話機能は壊れていてほぼ使ってなく、iDとモバイルSuica専用機になっています。この2台持ちはそろそろやめるかも。Wi-Fiルーターを持ち歩くのすら嫌だから、WiMAX内蔵のThinkPadを使ってる。キーボードの感触もよく、がさつに扱っても故障しにくいので、かなり依存しています。 江口:僕はいわゆる“一般的なノマドっぽい”持ち物かもしれませんね。充電するときにはマルチタップを使う。コワーキングスペースで仕事をすることが多いので、ほかの人と電源をシェアするときに重宝しています。 ※3人それぞれの持ち物一覧はコチラ⇒https://nikkan-spa.jp/241079 呉:人のものを借りている感覚があるから、気を使いますよね。充電するときも、マルチタップがあれば、「あ、占領するわけじゃないんで」という雰囲気にできる。僕も週に4回はルノアールで仕事をするけど、迷惑な客にならないように、2時間に1度は必ず注文をします。あまりに行きすぎて、店員さんに押し切られて会員カードを作ってしまったのですが、会員カードを持ってると10%引きになるから、逆に申し訳ない(笑)。 石山:そういう振る舞いも含めて、ノマドはライフスタイルの延長なんだよね。どう生きたいかが持ち物のセレクトや言動に表れてる。僕と呉さんは一見真逆だけど、お互いゼロからイチを生み出す職種だから、それぞれ自分にとっての“モチベーションの上がる道具の選び方”をしているところは同じ。僕は荷物が重すぎて手にマメができるくらいだけど(笑)、あれがない! と不安になると一気に仕事する気分が下がるから、全部持ち歩いてる。ライターもプランナーもディレクターも、日々、仕事の最中にモチベーションが切れてしまうのを一番避けたいわけです。 呉:そうですね。こういったグッズを持ち歩くことで、家やオフィスなどの特定の場所に行かなければならない、という縛りから解放される。僕はそのおかげで、生産性が上がっていると思います。新宿だろうが渋谷だろうが、気分やタイミングに合わせて職場を選べるのがいいですね。PCを開く場所さえあればいいんだから。 【後編】に続く⇒https://nikkan-spa.jp/241078 ノマドになりたくてなったわけではない 取材・文/朝井麻由美 ― 階級別ノマドワーカー持ち物Check!【1】 ―
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