恋愛・結婚

「この人もう私に飽きたな」と感じる女たち

◆元ヤリマンとは真剣交際よりも“マブダチ”関係を
田母神智子

田母神智子氏

 衝動買いをするようなセックスは卒業したはずなのに、気づけば浮気の虫が走る/性欲のはけ口を求める。世の男たちにとって、やはり、元ヤリマンは恋愛対象として“地雷”なのか。その問いに、“たもちん”ことギャル作家の田母神智子氏は次のように語る。 「私の実感ですが、ヤリマンの大半は“セックスが好き”じゃなくて、“寂しさの代替をセックスに求めている”コたち。そもそも相手に対する恋愛感情が曖昧だから、本当の愛に目覚めたときにはピタッと浮気をやめるコは多い。『くだらない男とのセックスで得られるモノなんて何もない』ことは身をもってわかっていますから」  本命の男を見つければヤリマンでなくなる――とはいえ、本特集で取材してきた印象では、結婚後も、軽いノリで過ちを犯しているコが多いのも事実だ。 「彼女たちはヤリマン現役時代、割り切った付き合いをすることに慣れているから、男の心理がわかるんです。“恋は盲目”っていうけど、それの逆ですね。一人の男にズブズブにハマっていたわけじゃないから、“男が何を考えているのか?”ってことが冷静に見えている。『あっ! この人もう私に飽きたな』ってことが本命の彼氏や夫に感じられたとき、彼女たちは再びヤリマン化するのです」  ヤリマンが復活する理由は、男に原因があったということか。 「もちろん、男の人にしてみれば、元ヤリマンの事実が“傷”であることは確か。過去は消せないので、耐えるしかないのですが、『あんなにヤリマンでダメだった女を支配できる俺ってすごいぜ!』とか、ポジティブに考えるのもアリかと。それも耐え切れない人は、純粋にお友達として付き合うほうがベストかもしれません」  下ネタがらみの恋愛相談も「バッチコイ!」な元ヤリマン。モヤモヤした気分で交際するより、なんでも話せる“マブダチ”感覚で接したほうが楽しいのかも……。 【田母神智子氏】 愛称は“たもちん”。ギャル雑誌のカリスマ読者モデルを経て、恋愛コラムニストとして活躍。近著に『女子モンダイ』(アスペクト) 取材・文/紺谷宏之 小野田 衛 藤井たかの 猪口貴裕 池田達哉(本誌)  イラスト/こきま大 取材アンケート協力/メディアパーク ― 人間ドキュメント[元ヤリマンの現在(いま)]を追跡【11】 ―
女子モンダイ

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