スマホの電波が悪い3つの理由と、その解決策

 ケータイ電話やスマホで通話中に突然切れてしまう。いつまでたってもメールが送信できない。そんな劣悪電波環境にイライラすることはないだろうか? スマホの普及に伴い、携帯電話の電波状況は、よりシビアな問題となってきている。7月25日から、ソフトバンクでもプラチナバンド(900MHz帯)の電波提供が開始され、「つながりにくい」と言われ続けてきたソフトバンクの電波状況が改善されるか注目されている。(詳しいプラチナバンドの話はこちら⇒http://nikkan-spa.jp/247907

 一方、ドコモやauはどうなのか? すでにプラチナバンドを提供している両社も、電波状況の改善に積極的で、自宅の電波状況を調査・改善するサービスを提供している。しかし、自宅の電波が訪問調査によってそう簡単に解決するのだろうか? そこで、今回は最近CMでもよく見かけるauの「電波サポート24」に密着。実際の訪問調査に同行させてもらった。

⇒【画像】電波測定の様子
http://nikkan-spa.jp/255782/auds_02

 電波改善に向かったのは、東京のベイエリアにある高層マンション。作業を担当するのは、1000件以上の家庭を訪問しているベテラン電波サポーターの佐藤さんだ。はじめに、これまでに訪問した家のタイプや、電波の悪い原因について話を伺った。

「東京都心では、高層マンション宅からの問い合わせがほとんど。逆に住宅密集地からは少ないです。周囲に建物がない高層マンションの電波が悪いのには理由があります」

 やや専門的な話になってしまうので簡単に説明すると、電波状況が悪い理由は大きく分けて3点あるそうだ。

1、そもそも電波が届かない圏外にある

 都心では少ないが、山間部などでは圏内となっている地域でも場所によって、電波が届かない状態にあることがある。ビルとビルの谷間などでも起きる。また、鉄筋コンクリート造、防音サッシ、すりガラスの建物なども電波状況が悪化する。

2、電波を拾いすぎる

 1とは逆に電波を多く拾いすぎてしまっているパターン。周囲に電波を遮る高い建物などがなく、多くの電波を拾いすぎてしまう。受信状況が悪い電波、理由3の劣化した電波なども含まれおり、それらに電波が切り替わってしまうと通話が途切れてしまう。

3、劣化した電波を受信してしまう

 電波は届いているが、電波が劣化している場合もある。周囲の建物や水辺に反射した電波は通常よりも長距離まで電波が届いてしまう。しかし、その電波は劣化しており、通話が途切れたり、不完全なデータ通信が起きたりしやすい。

 さて、いよいよ佐藤さんの作業をみていこう。まずは、申込者が普段利用しているなかでどの様な不便を感じているのか問診を行う。結果、今回の訪問先も、典型的な高層マンションにありがちな上記2と3が理由で、悪い電波状況となっていることがわかった。次に、電波計測の専用アプリが入ったケータイ電話を利用し、一般ユーザーでは分からない詳細な電波状況を確認した。感覚ではない数値に基づいた対応策がこの後に提案される。

 具体的に電波を改善するための方法は3つ。いずれも各社無料で提供している。

 最も簡単な方法は、簡易アンテナだが、効果は小さく、根本的な解決とは言えない。レピータ(電波増幅器)も、効果は体感できたが、劣化した電波も増幅してしまうため、今回のような高層マンションでは逆効果になることもあるので注意が必要とのこと。

 今回の調査で最も効果を体感、測定結果で数値でも改善を確認できた方法は、フェムトセル(小型基地局)だった。高層マンションの家庭では、ほとんどこの対策が行われているという。

⇒【画像】 http://nikkan-spa.jp/255782/auds_07

 フェムトセル(小型基地局)は、自宅の固定通信回線やブロードバンド回線を利用して、小型基地局から半径10m程度の範囲で、ケータイ電話の電波を利用できる方法だ。auでは『auひかり』の回線を利用する。『auひかり』のホームゲートウェイ(インターネット接続のための親機)と接続するため、設置場所は、電波のよい窓側である必要はない。今回も玄関横の収納に設置できそうであった。

 設置すると、その効果は抜群。電話状況が悪く、窓際でも通話が途切れていた家庭でもクリアな通話が可能となった。玄関はもちろん窓際のリビングでの会話もクリアに。依頼者は、はじめて携帯電話を使った人のように「おぉ〜」と思わず声を出して、安定した通話環境に驚いていた。データ通信も改善され、Youtubeの動画をスムーズに読み込んで再生することに成功した。

⇒【画像】 http://nikkan-spa.jp/255782/auds_01

 今回の訪問調査を振り返り、依頼者は「普段、auの携帯は仕事用に使っていますが、通話中に途切れたり、『電波が悪いですね』と何度も言われるなど、大きなストレスになっていました。でも、これで電波が改善されれば、これからは仕事の電話もスムーズにできそうです」と大満足の様子。

 フェムトセルは、小型だが電波基地局なので申請が必要となり、正式な設置は後日となる。電波状況の調査から改善対策は、申し込みからスピーディーな対応をしてくれ、さらに効果をたしかに実感できる。毎日使うものだからこそ、家庭での電波状況が悪い人は、億劫がらずに問い合わせてみてはいかがだろうか?

◆ 各社の電波状況改善の取り組み
au http://www.au.kddi.com/service_area/minna
ドコモ http://www.nttdocomo.co.jp/support/area/feedback/
ソフトバンク http://mb.softbank.jp/mb/service_area/

<取材・文・撮影/林 健太>

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