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いつものコーヒーも(裏)メニューで様変わり

杓子定規なイメージが強い飲食チェーン店だが、実は細かいニーズに応えてくれる店が少なくない。そんな常連や店員だけが知る『裏メニュー』の驚くべき味とは? コーヒーショップ いつものコーヒーに、ちょっと飽きを感じてきた人には、コーヒーショップのなかでもアレンジの豊富さを誇るスターバックスの裏メニューがおすすめ。メニューを熟知していない初心者にはやや敷居が高い気もするが、首都圏の店舗に8年間勤務する山本香織さん(仮名)は、「アレンジするお客さんは非常に多いですよ」と語る。初心者にもできる、簡単アレンジ方法から伺ってみた。 「シロップやソースの種類が豊富なので、それらを追加するだけでだいぶ味も変わりますね。また、メタボが気になるのか、男性は牛乳をソイ(豆乳)や無脂肪乳に変更する人も多いみたいです。甘いのがあまり得意でない方におすすめなのは、エスプレッソの投入。1ショット入れるだけで、だいぶ味がビターになるので、男性でも抵抗なく飲めるみたいです」  そこで、実際に店舗に行って、いくつかのアレンジメニューのオーダーに挑戦! スタバ通ぶって意気揚々と「夢フラペと、杏仁フラペと……」と試食用に裏メニューの名前を計5点オーダー。しかし、次の瞬間、店員さんに「は?」と聞き返される。押し問答の末、最終的には店長風の人が登場し、再度メニュー名を伝えるも相変わらず怪訝な顔をされてしまう。そこでしかたなく「えっと、バニラフラペチーノのバニラシロップをアーモンドに替えて……」などとこちらがアレンジ内容を説明する始末。最後は「こんなアレンジがあるんですね」と苦笑されるも、なんとかオーダーは終了。 裏メニューの名前は、店員さんの認知を得ていないことが発覚。頼みたいアレンジがある人は、自分でミックス法を覚えてから臨め! ◆ゴディバフラペ
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ダークモカチップフラペチーノ(480円)にヘーゼルナッツシロップ(50円)を追加。 あの「ゴディバ」を彷彿とさせるような濃厚な味わいとモカチップのツブツブ感がマッチする ◆プレーンフラペ
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バニラフラペチーノ(460円)のバニラシロップを抜いた、いわば「素フラペチーノ」。 ミルキー風味でシロップなしでも十分な甘味。オーダーが簡単なので、初心者にはおすすめ ― チェーン店の(裏)メニューガイド【3】 ―
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