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近年の合コンを読み解く3つのキーワード

’10~’11年を読み解く3つのキーワード 1、iPhoneブーム
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 昨年の話題を席巻したiPad、iPhoneなどのアップル製品。この関連企業が’10 年は人気だったと語る絵音氏。モテアプリと称される女子受けがいいアプリは、合コンツールとして珍しくなくなった。ただでさえ人気のデジタル機器の本家本元とくれば、合コン受けが悪いわけがない。 「製造元のアップルはもちろん、ソフトバンクも人気。ただ、アップルはあまり合コン市場に出回っていないので、恩恵はソフトバンクが独り占め。決してほかの携帯キャリアに比べて給料が高いわけではありませんが、話題性があるので、女のコの食いつきがいい。昨年までは携帯キャリアのなかで最も人気がなかったのに、劇的な変化です。最近はソフトバンクの子会社ですら勢いがある」  今年はドコモもauも新作携帯を続々発売中だが、このスマートフォン特需に乗れるのか? 2、ミヤネ屋効果  前出のランキングでテレビ業界人気は依然として高いことを確認したが、「キー局に比べて地方の準キー局は精彩を欠いていた」と語る絵音氏。でも、例外的に昨年急激に株を上げたのが関西系のよみうりテレビ。その大きな理由は当初関西ローカルだった同社の看板番組『情報ライブ ミヤネ屋』が、3年前から全国ネットになったこと。宮根氏の辛口コメントが人気で、いまや昼のワイド番組の代表格になっているのは周知のとおり。「以前は『よみうりテレビ』と言われても『どこ?』と薄い反応しか示していなかったコたちも、『”ミヤネ屋”のテレビ局だよ』と言われると『すご~い !! 』と彼らを見る目がガラッと変わった(笑)。今では、準キー局のなかで、頭ひとつ抜け出ています。また、『テレビ局はキー局だけじゃないんだ』と、ほかの準キー局への注目度上昇にも寄与したのでは」 3、レーシック元年
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 三大資格のなかでももっともバリューが高い医者だが、誰も彼もが大金持ちというわけではない。 「医者にもやはり流行り廃りがあるみたいで、以前は羽振りがよかった整形外科医は今では落ち目。一方、昨年、医療業界で注目を集めたのが視力矯正手術のレーシック。その影響を受けて眼科医はすごく景気が良かったですね。もともと眼科医は『コンタクトレンズのサンプルをあげるよ』などと切り出す人が多くて女子受けはよかったのですが、ここ数年はレーシック特需で金銭的にも潤っていてさらに人気が高まっています。奢りは当然。大概タクシー代も出してくれますね」(絵音氏)  今後ますます治療を受ける人が増加すると見られるレーシック。しばらくは眼科医の売り手市場は続きそうな予感。社会的に注目された業界は、必ず合コン市場でも存在感を発揮するということだ。 イラスト/みかのはらミキ ― 合コン四季報2011【4】 ―
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