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中国のニセモノ「うまい棒」は意外とうまかった!?

 これまでドラゴンガジェット取材班では、中国における日本ブランドのパクリ菓子の数々を紹介してきたが、また中国在住日本人から新たな一報が入った。なんと「うまい棒」にそっくりの菓子が売られているというのだ。さっそく、広州市内のスーパーに行き、実物を入手した。 ⇒パチモンうまい棒の【画像】はコチラ
https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=283058
 その菓子の名は「米格瑪」。その上には「せんべいロールスナック」と書かれている。サイズは本家より一回り小さいが、15本入りで6.5元(約80円)だ。味は数種類あったが「香烤牛排味(スパイシーBBQ味)」をチョイス。ちなみに味はほかに「バターコーン」「チーズ」「トマトピザ」があるようだ。  さっそく開封してみる。見た目はうまい棒そっくりだ。一口かじってみる。サクっとした食感で味も悪くない。強いて言うならカールの「うすあじ」を濃くした味だ。中央は本家同様、空洞になっている。 ⇒パチモンうまい棒の中身【画像】はコチラ
https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=283060
 立て続けに5本食べてみた。味の濃い部分と薄い部分、そしてスナックの密度にもムラがあり(スカスカのところと、硬いところがある)、若干チャイナ・クオリティな面も否めなかったが、中国の菓子の中では合格点だろう。この中国版うまい棒の存在を教えてくれた日本人駐在員は、「中国で本物は手に入らないので、これで代用している。深夜、一人でビール飲みながらこれを食べてると日本を思い出して、泣けてくるんすよ~。米格瑪ファンの中国在住日本人は多いはずですよ」とのこと。  中国のパチモンうまい棒は、中国在住日本人にとって郷愁を誘う菓子だった!? 【取材・文・写真/ドラゴンガジェット編集部】 ガジェット好きのライターや編集者、中国在住のジャーナリストが中心メンバーとなり、2012年1月から活動を開始。東京と深セン、広州、ニューヨークを拠点に、最新の話題をお届けする。(http://www.dragon-gadget.com/)
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