デジタル

モンハン4の新武器「操虫棍」はトリッキー【TGS試遊レポ】

世界中のゲームファンが熱視線を送る「東京ゲームショウ(以下TGS)」が今年も開幕した。9月20~23日、新作ゲームが幕張メッセを埋め尽くす4日間。その初日のビジネスデイのなかから、注目タイトルを、ゲームコラムニスト・卯月鮎がリポートする。  今年のTGSの最大の目玉といえば2013年春発売予定の『モンスターハンター(以下モンハン)4』の試遊だろう。今や人気アクションという域を越えて、国民的なコミュニケーションツールとなった『モンハン』。その新作をチェックしないわけにはいかない。
モンスターハンター4

モンスターハンター4

 勇んで10時の開場時間に現地に乗り込んだが、すでに整理券配布場所には長蛇の列が! さすがの注目度だ。  カプコンのブースは会場の中央。『モンハン』のコーナーでは槍を構えたアイルーや新モンスター「ゴア・マガラ」の巨大フィギュアがお出迎え。旅団の看板娘のコスプレをしたコンパニオンのお姉さんもいた。 『モンハン4』の試遊時間は15分間。選んだのは、新フィールド「遺跡平原」。ターゲットは、こちらも新登場の「奇猿狐ケチャワチャ」。茂ったツタにぶら下がり、ムササビのように空を飛ぶ、トリッキーな動きのモンスターだ。  今回の試遊で確認したポイントは2点。「高低差があるフィールド」と新武器「操虫棍」。 ⇒【プレイ画面・ブースの様子】https://nikkan-spa.jp/295999/tgs2012_c01 ◆高低差があるフィールド  これまでモンハンのフィールドは、比較的平坦だったが、今回はアップダウンが存在する。実際にプレイしてみてわかったが、地面がボコボコしていて、そこをダッシュで走り抜けるとジャンプする格好になる。このジャンプを利用してモンスターを攻撃できるのだ。  また、ジャンプ攻撃の際にうまくヒットするとモンスターの体につかまりながら攻撃ができる。私は情けないかな、失敗続きだったが、マルチでご一緒したプレイヤーはケチャワチャの背中に乗ってロデオさながらに攻撃。それはそれは楽しそうだった。 ◆新武器「操虫棍」 『モンハン』といえば武器も注目ポイント。新武器「操虫棍」は、通常の攻撃では、軽くて連続攻撃もしやすい棍だが、面白いのは、R+Bボタンでの「跳躍」。棍を支えにピョンと飛び上がってジャンプ攻撃に移行できる。このジャンプが予想外に大きく、初挑戦では適切な間合いを掴むのが難しかった。  これに、飛び道具のように照準を合わせ、虫をR+Xボタンで放ってエキスを吸う特殊アクション「操虫」も加わる。戦闘中、操虫での自分強化がどのくらい有効かは未知数だが、操虫棍はやれることが多く、上級者にも極めがいのある武器だろう。  高低差の概念も採り入れられ、新たな狩猟体験が待っていそうな『モンハン4』。来年の春は、日本中が『モンハン』一色に染まりそうだ。 <取材・文/卯月鮎 撮影/林健太> (C)CAPCOM CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED.
ゲーム雑誌・アニメ雑誌の編集を経て独立。ゲーム紹介やコラム、書評を中心にフリーで活動している。雑誌連載をまとめた著作『はじめてのファミコン~なつかしゲーム子ども実験室~』(マイクロマガジン社)はゲーム実況の先駆けという声も
テキスト アフェリエイト
新Cxenseレコメンドウィジェット
おすすめ記事
おすすめ記事
Cxense媒体横断誘導枠
余白
Pianoアノニマスアンケート