女子大生アイドルコピーダンスイベント『UNIDOL』<後編>

―[UNIDOL2012]―
 9月26日、原宿アストロホールにて、 女子大生によるアイドルコピーダンスイベント『UNIDOL2012』が開催された。  各大学の女子大生7グループが、自分の得意とする持ち曲と、事前に抽選で決まった課題曲により、各15分のパフォーマンスを披露。来場客の投票により優勝・準優勝を競った。会場は、熱狂的なアイドルファンも駆けつけ、アイドル現場さながらの熱気に包まれた。 ←前編へ(4グループ) ◆法政大学/kimowota☆7(Believe) ⇒【画像】https://nikkan-spa.jp/299658/unidol2012_30  法政大学のアイドル文化研究会から発足。そのユニット名の予想に反して、バニー×へそ出し×パイスラ(ポシェットの紐を胸の前でたすき掛け)という、3連コンボのセクシーコスチュームで、会場の注目を集めた。ぱすぽ☆『少女飛行』ほか全5曲を披露。 ●早稲田大学/PINKS ⇒【画像】https://nikkan-spa.jp/299658/unidol2012_37  早大ダンスサークルから「最初で最後のアイドル活動」というイベント限定ユニット。Perfumeの楽曲から『チョコレイトディスコ』ほか全4曲を、他出演者と一線を画する迫力のダンスで魅せたほか、課題曲のアイドリング!!!『やらかいはあと』もかわいく踊った。場内の女性の声援を一身に受け、このときばかりは男性アイドルファンたちもやや押されていた。 ●武蔵大学/LolliPop(http://ameblo.jp/lollipop634/⇒【画像】https://nikkan-spa.jp/299658/unidol2012_45  参加グループ中、最多人数を擁するサークル。AKB48『Everyday、カチューシャ』、少女時代『Gee』、モー娘。『恋愛レボリューション21』など、誰もが盛り上がれる、定番の人気楽曲をメドレー形式で全11曲披露。大人数の迫力とテンポの良さで、ラストでやや疲れ気味の観客を盛り上げた。  全パフォーマンス終了後、一人一票の来場客投票の結果、準優勝は法政大学『kimowota☆7』、優勝はトリを飾った、武蔵大学『LolliPop』となった。
unidol2012

フィナーレ

 イベント終了後、『LolliPop』の代表・広岡さんに話を聞くと、「夏休みに入ってから練習をスタートしたのですが、とにかく大人数なので日程をあわせるのが大変でした。前日までキツキツで練習しました」と、これまでの努力を振り返りつつ、優勝の喜びをかみしめた。「このイベントで知名度を高めたいと思っていたので、優勝できて嬉しいです。今後の学園祭の公演もよかったら遊びにきてください!」とステージ上と変わらぬ笑顔が印象的であった。
LolliPop

『LolliPop』 すごい人数だ……

 このイベントの実行委員会も女子大生を中心とした学生団体で、今回が初めての合同イベント開催だったという。「アイドルイベントに参加したいけど、するキッカケがない」という人をもっと集めて、みんなで楽しみたいというコンセプトで、今回も女性限定スペースを用意するなど、女性も参加しやすいようにしているのが印象的だった。そして「今後は、サークル新歓の4月、学祭時期の9、10月と年2回イベントを開催し、もっと規模を拡大していきたい」とのこと。各女子大生グループとあわせて、UNIDOLの今後の動向も要チェックしていきたい。 <取材・文/オクムラタクマ 撮影/林健太>
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