爆睡したらもう起きない! 困った泥酔女たち

それでも泥酔オンナを愛せますか……? 泥酔オンナ 気絶編  泥酔状態の王道といえば、気絶(爆睡)系だ。中原杏梨さん(仮名・28歳)は、酔っ払って一度寝たら、テコでも起きないそう。 「彼氏と友人数人で飲んでいて、眠くなったので、先に帰ることにしたんです。彼のマンションが近くだったので、今日はそこで休もうと鍵を借りて帰ったまではよかったんですが……。玄関をロックして寝てしまい、後から帰ってきた彼は家に入れなくなっちゃって。ドアを叩いても電話をかけても私は目を覚まさず。彼、仕方ないのでラブホテルに一人で泊まってましたね。後でこっぴどく叱られました(笑)」 パスタに顔を突っ込み爆睡  また、あるビストロ店の店員はこう語る。 「週のうち半分以上来てくれる常連客の女性は、毎回一人で来て、一人でワインを1本以上開ける大酒飲み。一人客なので料理が来るまでは携帯をいじったり、店員さんや他の客と話したりしていんです。ある日、彼女がオーダーした料理をひと通り運び終えた頃、やけに今日は彼女がおとなしいなと思い、ふと様子を見ると、パスタに顔を突っ込んで爆睡してました」
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 大騒ぎになったのは、中山幸恵さん(仮名・31歳)。「朝起きたら、警官と主婦に囲まれていた」と話す。「酔っ払った帰り道、ヒールが痛かったので、靴を脱いで手に持ち、裸足で歩いてました。疲れたので植え込みに座ってひと休みのつもりだったんですが……気がつくと寝てました」。  どれくらいたったのか、目を開けると、目の前には警官が! 周辺には、ランニング中らしい格好の中年女性が3人いたという。 「ガーガーガーは警官の無線の音で、『女性、一人発見』みたいなことを言ってました。後でわかったのは、中年女性3人が植え込みで寝ている裸足の私を発見し、何か被害に遭ったのかと思い、警察に通報したということでした」  一方、中山さんの家族は、「帰るコール」をしたまま帰ってこない娘を心配し、警察に連絡。その後、「ただの酔っ払いの裸足の女性」が発見されたという。なんとも人騒がせな……。  一方、山口正也さん(仮名・37歳)の彼女の場合は、事情が違う。 「酔っ払った彼女をおぶって帰るとき、あまりの重さによろめいて、階段から落ちそうになってしまいました。で、体勢を整えようと思わず手を放したら、そのまま彼女、後ろにひっくりかえって、後頭部を地面に思い切りぶつけて。動かないのでビックリしたけど、でも、酔ってるせいか、ゲラゲラ笑うんですよ!」 「フツー、転んでも彼女を落とさないよな」と猛省したそうだが、幸い彼女は翌日何も覚えておらず、「なんか頭が痛い」と言っていたので、知らないフリをしたそうだ。 イラスト/Mr.眼鏡 ― オンナの泥酔行動が異常進化【4】 ―
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