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【橋下維新の会】衆院選では80~120議席を獲得か

 10/2発売の週刊SPA!「橋下維新の会の恐るべき実力」特集では、大阪を除く全国の25~39歳の100人に「次の衆院選で投票したい政党」をアンケートところ、自民党(27%)、維新の会(18%)、民主党(15%)の順番になった。これを「大阪在住の100人」に限定すると、なんと49%もの人が維新の会を選ぶという結果に! 橋下維新の会 民主党・野田代表と自民党・安倍総裁が決まった今、次は衆院解散時期に注目が集まる。大阪を中心に圧倒的人気を誇る維新の会だが、9月下旬の一部世論調査では支持率急落との報道があった。しかし、次の衆院選で台風の目となることは間違いない。  9月12日、橋下徹大阪市長率いる国政政党・日本維新の会が華々しく旗揚げした。5人の国会議員という政党の要件も、松野頼久元官房長官ら“7人のサムライ”の合流によってクリアし、いよいよ来たる総選挙に臨む。気になるのは、野田佳彦首相が「近いうち」としながら一向に気配さえない解散時期。政治評論家の有馬晴海氏も「民主党からあと7人の離党者が出れば」、早期の解散があるという。 「この場合、民主党は衆院で過半数割れに追い込まれます。秋の臨時国会で不信任案が提出されれば野党は乗るでしょうし、可決はほぼ確実。野田首相は内閣総辞職ではなく、今まで誰も手をつけなかった消費税増税をやったのは私だと、国民に信を問う総選挙に打って出るでしょう。10月解散、11月総選挙は十分あり得ます」  ジャーナリストの須田慎一郎氏も10月解散の可能性を指摘する。 「しかし、民主党がとにかく選挙を嫌がっている。加えて、この30年間は本格的な雪のシーズンに選挙は行われていません。もし年内解散がないなら、降雪が続く3月まで選挙は行われない。そこまでくると、任期満了も間近。とはいえ、1本も法案が通らない状況が数か月も続くことは現実問題として不可能。となると、今年度の赤字国債を発行するための特例公債法案の可決を条件として、年内解散の可能性が出てくる。つまり、選挙後の枠組みについて合意した『話し合い解散』。例えば比較第一党となった自民党から首相を出し、第二党の民主党から副首相を選ぶというような形が考えられます」  早期の解散は、維新の会にとって有利、不利のどちらに働くのか。「維新ブームが盛り上がっているうちに選挙をやったほうが、有利に働くでしょう。300人の候補者を立てるといいますが、いい人材がそれほど大量にいるとは思えません。ならば、熱が冷める前に選挙戦に突入したほうが、維新の会にとってはいいはず」(有馬氏)  ジャーナリスト・日本BS放送報道局長の鈴木哲夫氏は、“維新ブーム”の翳りを指摘。 「支持率が下降気味なのは、安倍晋三元首相などの自民党議員と接近したから。合理的な決断をするのが橋下氏ですから、自民党への接近を見直したり、チグハグになっている松井府知事との関係も修正してくるでしょう。現在の支持率低下は、さらなるジャンプアップのための助走のようにも映ります」  もしそうなら、総選挙で維新の会は躍進するかもしれない。そこで3氏に予想してもらった獲得議席数が下の表だ。須田氏と有馬氏が奇しくも同じ80議席。鈴木氏に至っては最大120議席もあり得るという。新党の初陣にしては大勝と言ってもいい数字が並ぶ。だが、橋下氏が狙うと公言した「過半数」には及ばない。となると、どの政党と手を組むのかが最大の焦点になる。週刊SPA!本誌では、手を組む政党候補や、識者による橋下維新の会の”実力”に迫っている。 ⇒3氏に予想してもらった獲得議席数はこちら
https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=304242
維新の会<取材・文/週刊SPA!編集部>
週刊SPA!10/9・16合併号(10/2発売)

表紙の人/Superfly

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