ノマドワーカー安藤美冬の「SNS名刺管理術」
11/13発売の週刊SPA!「革命的!名刺デジタル活用術」特集では、ビジネスシーンで活躍する人々の名刺管理法を伺った。「職業はフリーランス」と公言する安藤美冬氏の場合は?
「ノマドワーカー」として有名な彼女は「名刺交換した人はすぐにフェイスブックで友達申請をして、そこで連絡を取ったり、近況をチェックするようにしています」という。
フェイスブックやツイッターを通じて仕事が舞い込むことも多い彼女、こうした SNSを利用していない人が相手の場合は?
「その日か翌日にご挨拶のメールを出すので、そこに連絡先の記録が残りますよね。Gメールを使っていれば、どこからでもチェックできるので、名刺を管理する必要がないんです」
フリーランスになる前、大手出版社に勤めていた頃からメールによる管理を実践していた。残った名刺は「基本的に処分している」という。
「多くの人に会う仕事だったので、気が付けば整理できていない名刺が3000枚近くたまってしまったんです。もうどこから手をつけていいのかわからない状態で(笑)。連絡先はメールでわかるからと、9割以上の名刺を“捨てて”みました。でも、まったく困らなかった。それ以来、管理方法で悩むのはやめて、頂いた名刺をどう効率的に活用していくのか考えられるようになりましたね」
安藤氏は名刺のデザインにも工夫を凝らしているが、「名刺はご挨拶で交換した瞬間に役割の半分を終える」と断言する。
「初対面は一生に一回しかないので、名刺は印象に残るものにしたほうがいい。重要なのは名刺そのものに書かれた情報じゃなく、名刺交換したあとにどうするかだと思うんですよね。ただ待っているだけでは実際の仕事に繫がることはなかなかありませんからね」
名刺交換をきっかけにSNSやメールで交流することで、お互いに関する情報をより多く収集し、効果的に自分のことを伝える。いわば、名刺は安藤氏の“プレゼンツール”なのだ。<取材・文/週刊SPA!編集部 撮影/難波雄史>
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