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脚美人は“スネ”がポイント! 元レースクイーンが語る「スネのお手入れ」

脚美人 冬になると長袖やタイツが登場し、肌の露出が少なくなる。そうなると、男はもちろん女性でも怠りがちになるのが衣類に隠れた部分のスキンケアだそうだ。空気にさらされている手や顔はマメにクリームを塗るけれど、タイツや靴下を履いている脚は放置してしまうというような女性は多いだろう。  とはいえ、美しい脚は女性にとっての永遠の課題。そこで、寒くてもハイレグの衣装で大胆に脚を見せなければいけなかった、元レースクイーンでモデルのエリさん(29歳)に、キレイな脚を保つための秘訣を聞いてみた。 「レース当日は、脚を細く見せるために、脚の外側にシャドーを入れていました。傷などがあった場合はドーランを使って消す。ベビーオイルは、肌にツヤが出て美しく見えるので毎日たっぷりぬって、ときにはラメも使いました」  脚なのに、まるで顔並みのケア体制だ。 「寒いときは乾燥しやすいので、お肌のベースには、特に気をつけます。脚も、太ももから下のほうにいけばいくほどすぐにかさかさして、粉をふいたようになってしまうので、スネにはスネの、かかとにはかかとのクリームでケア。日常でも引き締め効果のあるストッキングを履き、常に美しい脚でいることを心がけていました」  やはりプロは日頃から相当の努力をしているようだ。しかし、最初に述べた通り、一般の女性は隠れた部分のスキンケアはどうしても怠りがち。タイツで見えないからと気を抜いていると、春になってから取り返しのつかないことになる。  皮膚科専門医の慶田朋子医師は、「スネは、そもそも皮脂量が少なく、乾燥しやすい部分」であることと、手やかかとはケアするものの、「スネ」が忘れられがちなことを指摘する。ひどくなると皮膚の表面がひび割れて皮がめくれ上がった状態になることがあるのだそう。これを放置し続けると、更に症状は悪化して乾燥肌は進行していくばかり……。  脚のケアといえば、ムクミばかり気にして、スネの“粉ふき状態”の「荒れ」に注意がいっていなかった女性も多いだろう。そんななか、かゆみ・虫さされの「ムヒ」シリーズでおなじみの池田模範堂では、乾燥でのお肌の荒れや割れ、かゆみに悩む社員からなる「乾燥クラブ」を発足。「冬にもMUHI」をスローガンに掲げ、冬の乾燥肌対策商品にも力を入れている。代表の堀田琴美さんによると、「そもそも健康な肌は、外部の刺激から体を守る役割を果たしているもの。でも、お肌が弱っているときは、どれだけ保湿ケアをしてもダメ。肌の水分量をあげるには、弱って元気がなくなった肌細胞を、いかに健康な状態に戻せるのか」というのが研究のカギだったとか。つまり「保湿」と「肌細胞の修復力の回復」という2つの方向からのケアが大切なのだ。そして生まれたのがスネなどの乾皮症・角化症の治療薬『リペアクト』だ。  前述のエリさんによると「美脚に見えるいちばんのポイントって、スネなんですよ。スネのお肌が綺麗だったり、足首へのラインがきれいだったりすると、脚がキレイだなって思われるんです。スネが綺麗か汚いかで、脚全体の印象に関わってきてしまうんです」とのこと。  キレイなスネは女性の努力の証。男性諸兄は、美しいスネの女性を見かけたら褒めてあげると好感度アップにつながるかも!? ●冬肌なやみ相談室 ~冬の肌トラブル。部位別・症状別ケアできれいになおそう。~ http://www.ikedamohando.co.jp/fuyumuhi/index.html <取材・文/日刊SPA!取材班>
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