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キンタロー。「理想の体はタカトシのタカさん」

キンタロー。

決めの「フライングゲット!」のポーズで撮影に応じてくれたキンタロー。。ブレイク芸人“特有”の悩みで、仕事のオファーは殺到しているものの、実際の収入が相応の額に跳ね上がるまでのタイムラグに苦しんでいるという。彼女曰く「最近忙しいんでバイトにもあまり入れず、マネジャーさんから生活費3万円借りてます」

 涙、涙でAKB48を卒業した前田あっちゃんのモノマネで、現在“大ブレイク”中の三十路のオンナ芸人・キンタロー。  社交ダンスで鍛えたという尋常ならざるキレキレのダンスは、昨年実現した「本家」AKB48との夢のコラボでも一人際立っていたが、今月12日には、ピン芸人の頂点を決める「R-1ぐらんぷり2013」にもファイナリストとして初参戦。初戦、スギちゃんに惜敗したものの、十分その存在感を示していた。  芸歴わずか1年! まだ2月半ばだというのに、早くも「今年ブレイクした芸人No.1」の最有力候補として名前が挙がっている彼女に、SPA!が直撃した。 ――あのキレキレのダンスは、プロのレベルと言われているが。 キンタロー。:「いや、そんな、恥ずかしいぐらいです。プロの目から見たらダンスと言えるものじゃないですよ。昔、本気で社交ダンスをやってたときは本当に人間の限界まで練習してたんで、今はその半分できてたらいいほうかなぁと思ってます。普段は近所の公園まで行って踊ってたんですが、最近は忙しくて満足に練習すらできていない状況です。だからというわけじゃないんですが、ネタにも出てくる股割りのキレが最近あまりよくなくって……。収録スタジオの床って固いんですが、最近足のスネをよくぶつけちゃうんです。キレイに拡げられていない自分が悪いんですが、めっちゃ炎症を起こしてますね。(あっちゃん風に)正直、痛いですッ!!」 ――衣装は「自前」なのか。 キンタロー。:私の場合、自前で全部仕入れてます。カツラもそう。これ、9000円くらいしたんですけど、いいんですよ。R-1のときもそうですが、ネタで使う音楽とかも全部自分で作ってて、直前はいつもPCとにらめっこしてます!」 ――最近、キンタロー。さんと共演する機会の多い、AKB48・峯岸みなみさんのモノマネでプチ・ブレイクしている八幡カオルさんのブログが炎上しているようです。昨年暮れ、キンタロー。さんも一部AKBファンからのバッシングがあり、“大炎上”騒動を引き起こした過去があるが。 キンタロー。:私のときはコメントがそれまで一日2~3件程度だったのが、ある日突然一気に1000件とかくるようになって!? 最初見たときは『何コレ……!?』って正直ビビりましたね。批判コメントって実際読んだらかなり凹みますし。でも、以前某番組で共演させてもらった中尾彬さんから『世の中、敵味方半分ずつ。味方が少しでもいれば勝ちだ』的なアドバイスを頂いていたので、それほど抵抗なく受け入れられました。万人受けする芸ってないし、逆に、それだけ注目してもらってて、しかも、わざわざ面倒なコメントまでしてくれていること自体有難いことだなって思ってます。だって、それって放っておけないぐらい気になって仕方ない、ってことの証ですから」 ――ブレイク後、いちばん“変化”したことは? キンタロー。:部屋がスンゴい汚くなった。もう戦場みたい、テレビで一本特番作れるくらい汚い! 埃とか洋服とか……あとは領収書がつねに床に散乱してます。部屋はいわゆるワンルームマンションで、まぁ、住むには困らない広さなんですが、ナゼかやたらと風呂場が狭い! コインシャワーかここは! とキレそうになるくらいのレベルで、隣に住んでいたおばちゃんは、事実風呂場が狭いことを理由に引越したほどです。今はもう寝に帰るだけが多いので、掃除がまったくできないんです。以前は普通の女子程度には片付けてましたよ。あと今、ベランダの洗濯機の中に3日前に洗った洗濯物が放置されたまんまです。冬だから大丈夫だとは思うけど、やっぱまた洗い直します。女のコですから。あと、部屋は汚いですけど、可能な限り花を買ってきて花瓶に生けてます。でも、水やりを忘れて、これもすぐに枯れちゃうんですけどね」 ――部屋の中にお花を活けているって、女を捨てたオンナ芸人っぽくない一面だが。 キンタロー。:以前、ある番組の収録中に、私が『ええ、何それ、やだー、どうしよー!』みたいなこと言っていたら、共演していた安田大サーカスさんから、『ちょっと、それ女っぽいからヤメて!』って言われたんですけど、そういう意味では、私は意外に女のコっぽいのかもしれません(笑)」 ――では、その他大勢のモテないオンナ芸人と違い、「カレ氏」とかもいたりするのか。 キンタロー。:以前のカレ氏と別れてから、かれこれ4年くらいご無沙汰しています……。もちろん、新しいカレ氏が欲しい気持ちもあるんですが、少し前に、知っている作家さんから『オマエには近い将来モテ期がくる。でも勘違いするな。それは本当のモテ期じゃない!』って予言されたんです。そのときは意味がわかんなかったんですけど、R-1の予選のとき、ネタを見ていた人の一人がいきなり楽屋裏まできて私の肩に手を回して「お疲れ様。おもしろかったよ。他の人間は何て言うかわかんないけど、僕はキンタロー。ちゃんのこと、スゴくカワイイと思うよ。ねえ、これからどっか飲みに行かない?』って誘われたんです。そのとき、『(モテ期って)あぁ、こういうことか!』って初めて合点がいきました。もちろん丁重にお断りしましたけど(笑)。好きな男性のタイプは、優しくて、怒らなくて、毛深くない人! あと、ガリガリに痩せてる人はちょっと厳しいですかねぇ……。というのも、以前付き合っていた男性で、年下で小柄の痩せっぽちだった人がいたんですけど、コトの最中に、急に恐怖感に襲われて。自分より痩せている相手だと、なんか若いオトコを無理やり襲ってるみたいな感覚に陥ったんです。以来、痩せっぽちは苦手、というか受け付けないですね。だから、今はほどよいくらいの小太り系がイイ。芸能人で言うと、タカトシのタカさんなんて、まさに理想の体です!」 <取材・文/日刊SPA!取材班 撮影/齋藤清貴>
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