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「距離を取りたい若者」と「KYな中年」がSNSで摩擦

SNSが“当たり前”のものであるご時世。そんななか、やたら元気なのがOver40のオッサンたち。「フェイスブックやツイッターのタイムラインがオッサンだらけ。しかも内容がどうも気持ち悪い」との声をよく聞く。そんなキモがられるSNSでのOver40の振る舞いをリポートする。 ◆SNSなりの適切な距離感というのを、ご存じないか? イメージ「『ナイトドライブへGO!』と宣言し、道中の写真を延々アップ。『いいね!』もコメントもつかず、こちらが寂しかった」(30歳・女・販売) 「『オレが大切なら、また再申請してくるはず!』とマイミクをすべて自分から切ったヤツがいたが、誰も申請せず、失笑をかっていた」(35歳・男・飲食)  というように、しばしば目撃される、オッサンの“ひとり芝居”。まあ、本人的には“観客”がいたのだろうが、気がつけばひとり。となれば、自らアクションを起こすわけだが……。 「botか!?と思うほど『いいね!』が押される」(32歳・女・広告)、「田舎暮らしの人恋しい50代のおじさん。やたらとコメントで絡んでくるうえに、私の昼休みを狙ってチャットで“発見”とばかりに乗り込んでくる」(37歳・女・メーカー)と、うっかりすると、前のめりになるのが中年の傾向だ。 「『キャンプ楽し~』という投稿に、『僕も行きたかったな』と次は誘えとばかりにコメントをつける40男。ひとりでどうぞと心の中でコメント」(25歳・女・販売)と、かまってアピはスルーされるのがオチ。  また、「サッカー観戦中のスタジアムの写真を投稿した女性に『今度は貴女の写ってる写真が見たいです♪』とコメント。彼女に対し真っ先にコメントする40半ばの男性がいて、正直、キモイ」(33歳・男・IT)など「年下の女のコの書き込みにだけ無理やり絡もうとする」(30歳・男・営業)といった、下心見え見えの行動もバレバレ。  そしてリアルに迷惑といえば、無遠慮なつながりの押しつけだ。 「こちらとしてはオブラートに包んで書いているのに、『旦那さんと一緒だったんだね~』など、親しさを示したいのか、余計なことを書く人は大嫌い」(34歳・女・IT) 「10年ぶりにFBでつながった前職の先輩。前の仕事のことはFBでは非公開なのに、『まだ○○の仕事やってるんだね?』とバラされて迷惑」(35歳・女・マスコミ) 「FBの友達紹介機能で前職の人たちを紹介してくるのは、ホント、やめてほしい」(42歳・女・印刷)  ある男性(32歳・医療)は憤る。 「SNSで“友達”といっても知り合いの知り合い。いわば無関係。なのにズケズケと人のコミュニティに参加してくるのは迷惑。場をわきまえろ」  距離感に過敏な若者と、空気の読めないオッサンは、SNSでもわかり合えない、のかも。 ― オッサンのSNSが気持ち悪い!【3】 ―
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