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2週間で人はどこまで痩せられるか

世の中にダイエット方法は星の数ほどあるが、自ら編み出したインディーズダイエットによって減量に成功した猛者どもがいた! 運動して痩せるという王道から外れた“俺流”ダイエット方法をメディエスクリニック新宿院院長の吉島聡先生がジャッジ。果たして彼らのダイエットは正解だったのだろうか。 ◆2週間、死ぬ気ダイエット!運動をして短期間で美しく痩せるつもりが…… ●被験者DATA 29歳・女性・主婦 毎日4時間超えのトレーニングとボクサー級の食事制限 52kg⇒50kg(14日間で-2kg) ダイエット 地獄のような2週間だったとダイエットの日々を振り返る相模紀子さん(仮名)。自力のダイエットでは、思ったより体重が落ちず、結婚式2週間前になって慌ててスポーツジムのパーソナルダイエットコースに入会した。 「全身のサイズ測定や普段の生活スケジュール、食事内容、ダイエットの理由をカウンセリングした後、自宅でも行うトレーニングや食事メニューを出されたんですが、その内容が想像以上に過酷でした」  例えば、毎朝と夜にストレッチと腹筋、腕立て伏せを各100回×3セットと2時間以上のウォーキング。それとは別に通勤は、ひとつ先の駅まで歩いて電車に乗り、降りるときは、ひとつ手前で降りて職場まで歩くなど。食事制限もかなり細かく決められており、ある夕食メニューは、かつおの刺し身2切れとご飯50gとかぼちゃの煮物20gなど、空腹感に耐えながら自炊したのは想像以上にキツかったとか。開始3日目には、高熱を出して寝込み、回復しても体は絶不調。さすがにスケジュールをこなせないと思い、トレーナーに伝えると思いもよらぬ言葉が返ってきた。 「当然だろという顔で“短期間で痩せたいなら体ぐらい壊さないと無理でしょ”と。そりゃ、体を壊せば誰でも痩せますよね……」  それでも一生の晴れ舞台のためにダイエットを継続した相模さん。 「どんどん悪くなる顔色と荒れていく肌、うつろな目でよろよろとゾンビのように歩く姿を見て、みんな完全に引いていましたね」  10日目からは下剤も併用した。 「結局、3kgの壁を越えれず、細くなったのは、ドレスに隠れる足首や太ももだけ……」  ダイエットは二度としたくないとリバウンドに気をつけられたことが、せめてもの収穫だという。 ★ドクターチェック「短期間ダイエットは体を壊す危険大」 これは、疲れ以外の何ものでもないですね。急に激しい運動をすれば体を壊すのは当たり前です。無理をすれば短期間で痩せることは可能かもしれませんが危険です。時間をかけて指導してもらうのが一番安全な方法です 【吉島 聡氏】 美容内科・皮膚科メディエスクリニック新宿院院長。ダイエット指導・治療のほか、男性のヒゲ脱毛や育毛治療も行う。自身もブラジリアン柔術の大会のため13kgの減量に成功 イラスト/石井匡人 ― [俺流ダイエット]驚愕の成果報告【7】 ―
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