仕事

ダイエットの裏技は「運動好きな友達をつくること」

◆最速KO男が自己流ダイエットをメッタ斬り!!「だからお前は痩せないんだ!!」
昇侍氏

昇侍氏

 減量が仕事と言っても過言ではないのがプロ格闘家。彼らの目から見て、俺流ダイエット()はどのように映るのか。世界最速KO記録を持ち、ジムでトレーナーとしても従事する昇侍氏は、根拠のない減量方法に警鐘を鳴らす。 ※これまで紹介してきた俺流ダイエットはコチラ
https://nikkan-spa.jp/419867
「行き着く先に健康がなきゃダメですよね。短期的には効果はあるのかもしれないけど、上辺の振り幅だけで喜ぶのは本質とズレてる」  確かに今回紹介したダイエット方法では体重こそ減ったものの、健康と引き換えになったケースも多い。昇侍氏はダイエットに失敗しやすい人には、似たような要素が多いという。 「ジムに来た方をカウンセリングしてみると睡眠不足の人が多いんです。睡眠中は成長ホルモンが分泌されて、代謝を促します。そのため、寝ているだけでも人は痩せていくのです。規則正しく寝ないと、交感神経と副交感神経がうまく切り替わらない。その結果、ホルモンバランスが崩れて痩せにくくなる。寝不足の人は自ら“痩せる時間”を削っているんですよ」  では健康的に体重を減らすには、何から始めればいいのだろうか。 「一歩目の敷居を下げることが大事。嫌だと思うことをやる必要はないので、自分でルールを決めたり、ご褒美をつくったりするといいですよ。いつもはご飯大盛りにしているのを、普通盛りにするくらいから始めればいいんです」  そして意外にも昇侍氏は人間関係も重要だという。 「自分がなかなか運動できないなら、まずは運動している人と仲良くしてみたらいいんです。運動する人と一緒にいると、自然と運動したくなるし、そういう人の目の前で暴飲暴食はなかなかできないもんですよ」  一人でストイックな運動は厳しいが、みんなが当たり前にやっていれば、続けやすい。言われてみれば、部活をやっていた頃は普通に運動していたな……と。 「ダイエットはツラい、厳しい、嫌だ!って、偏見が強すぎる。達成したときの喜びなど、楽しいところに目を向けてほしいですね」 【昇侍】 ’83年、三重県生まれ。KIBAマーシャルアーツクラブ所属の格闘家。パンクラス初代ライト級キング・オブ・パンクラシスト。開始3秒でKOという格闘技史上最速KO記録を持つ 取材・文/浦和ツナ子 浜田 彩 増山かおり 田村竜馬 林バウツキ泰人 中村未来(清談社) 長谷川大祐(本誌) ― [俺流ダイエット]驚愕の成果報告【8】 ―
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