新生GMの新型SUVは意外と掘り出し物!?【後編】

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キャプティバ(写真左)とクーガを並べてみると、上下2分割された台形のグリルやプレスラインによって隆起したボンネットなど、筋肉質なデザインはよく似ているかな!?

乗り心地は19インチと思えないくらいいい。でもボヨヨン系ではなく、どちらかといえばガッチリ系に近い感じだ。 室内は驚くほど広くはないが、SUVではなかなかない3列シート7人乗り。しかも後席に行くにしたがって座面が高くなるシアタースタイル。2列目は快適だし、3列目も非常用ではなく、大人でも背もたれが肩の上までくるから穴蔵に閉じ込められた感覚にならなくていい。 シートアレンジも日本車もビックリの便利さ。2列目と3列目シートはワンタッチで完全にフルフラットになるように設計されていて、重いシートを畳むだけで汗だくなんてことはない。 2列目シートまで倒すとメチャクチャ広いスペースが現れて、車中泊も十分できる。 あと、助手席までフラットに畳める。そうすると全長2.7mまでの長い荷物も積載可能だ。 収納スペースもたくさんあるし、輸入車でここまで使い勝手にすぐれたクルマは貴重な存在。価格も354万円と、輸入車SUVとしては安い。エコカーを検討している方にもオススメできる。 もう1台は、昨年9月に発売されたフォード・クーガ。キャプティバよりさらにひと回り小さいSUV。価格は335万円と378万円。 フォード・ジャパンは数年前に欧州フォードの輸入をやめて、アメリカ・フォードしか入れてなかったが、その誓いを破って日本に導入したドイツ製フォード。 キャプティバに比べれば、荷物はあまり載らないし、小物入れも少ないけど、クーガの魅力はとにかく走り。200馬力のターボエンジンに渇を入れればスポーツカーのように走る。 そのエンジン、細かくいうと2521CCで、日本の2リッタークラスの税制から微妙にはみ出して税金が高い。そして最新エコ装備もなくて、燃費がよくないのが惜しい。 とにかく、どちらもそんなに売れないので希少価値は高い2台である。 【結論】 最近のアメ車を侮るなかれ!細かな部分にまで使いやすさが考慮され、エコモードも装備。価格も輸入車にしては安い。そんなに数は売れないから希少車としても価値が高い。食わず嫌いの方は一度ご試乗を シボレー・キャプティバ CHEVROLET CAPTIVA
シボレー・キャプティバ CHEVROLET CAPTIVA

導入されるのは、もちろん右ハンドル。使い勝手で唯一残念なのは、ナビの位置が下にあるので見にくいこと。エアコンなどの表示画面の位置と入れ替われば文句なし

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