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第一人者が明かす「駅メロ」の作り方

駅メロ,塩塚博「駅のホームは僕のコンサートホールだと思っています」。 “鉄のみゅーじしゃん”と自称するこの男性。実は首都圏を中心に約130駅、約200以上の駅ホームで作曲・編曲した駅の発車メロディが流れる「駅メロ」の第一人者だ。  毎日数十万人もの人が聴いている駅メロだが、作者の存在はあまり世の中では知られていない。 ★塩塚博氏 日刊SPA!インタビュー記事
⇒「あの“駅メロ”を作曲した巨匠の素顔とは?」https://nikkan-spa.jp/28050
 特に、90年代半ばに手掛けた駅メロ「JR-SHシリーズ」はJR山手線、中央線など数多くの駅のホームで流れている名作。ちなみに「SH」とは、「しょーもない、変なオッサン」の略ではない(本人談)。「塩塚博(しおづか・ひろし)」のイニシャルを略したもの。  ここ数年では「ご当地駅メロ」がブームとなっている。先駆けであるJR蒲田駅の『蒲田行進曲』をはじめ、JR恵比寿駅の『第三の男』、JR高田馬場駅の『鉄腕アトム』などが有名だが、その土地に縁のある人物や企業、団体やイメージにちなんだ認知度の高い曲を10秒前後にアレンジしたメロディは、駅が活性化する利点があるほか、企業のプロモーション戦略の一環としてもおおいに注目されている。  塩塚氏は最近だと銀座線浅草駅(『花』)、上野駅(『さくら(独唱)』)のご当地駅メロを手掛けたという。  7~10秒という限られた条件でひとつの世界観を描く駅メロは、どうやって作られていくのか。このたび、駅メロの歴史や雑学、制作の裏側を綴った楽譜付きCD-BOOK『駅メロ!THE BEST』(扶桑社刊)を上梓した塩塚氏。  5月5日、お台場の「東京カルチャーカルチャー」で行われる出版記念イベント「“鉄のみゅーじしゃん”と愉快な仲間たちによる鉄のトーク&ライブ!!」では「みんなで駅メロを作ろう!」という新たな試みをするのだとか。 「塩塚博・リアル駅メロ・ドキュメントライブ」(第二部)と題したこの企画だが、壇上にシンセサイザーと打ち込みPCを設置して、塩塚氏とともに 駅メロをここで実際に作ってしまおう!! というもの。リアルな話で、この場で作られた駅メロが日本のどこかの駅で採用されるかもしれない。  また、ゲストのオオゼキタク氏は「乗り鉄」として有名なシンガーソングライターであり、「東京カルチャーカルチャー」で開催されている大人気イベント「オレ鉄ナイト」のMCを務めている。精力的にライブ活動を行うギタリストの顔も持つ塩塚氏との化学反応や、いかに!? ●“鉄のみゅーじしゃん”塩塚博と愉快な仲間たちによる鉄のトーク&ライブ 【日程】 5月5日(日) Open 12:00 Start 12:30~End 15:00 (予定) 【入場料】 前売りチャージ券:1,500円(発売は4月21日10:00より) 当日チャージ:2,000円(その他飲食代別) 【場所】 東京カルチャーカルチャー 東京都江東区青海1丁目3-11 Zepp Tokyo2F 【お問合わせ先】東京カルチャーカルチャー http://tcc.nifty.com/cs/catalog/tcc_schedule/catalog_130416204234_1.htm ※『駅メロ!THE BEST』掲載の鼎談の模様を動画にて公開中
https://nikkan-spa.jp/433543
<取材・文/日刊SPA!編集部、撮影/難波雄史>
駅メロ!THE BEST

山手線、メトロ、京急、山陽電鉄ほかオリジナル音源CD楽譜付き

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