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40~50代女性にも大不評、“死ぬまでセックス”爺の暴走

セクハラ, 性生活, 熟年セックス, 高齢者 オヤジ週刊誌が煽る「死ぬまでセックス」ブームで被害を受ける20代女性がいることについては、こちらの記事(https://nikkan-spa.jp/458339)で報じた通り。だが、セクハラに困惑しているのは若い女性だけではなかった。40~50代の中年女性からも同様に怒りの声が上がった。 「シニア系のハイキングのサークルに参加したとき、親切にしてくれる70代のジジイが外でお茶しましょうと言ってきました。ところが連れて行かれたのは池袋のホテル街! どうやら、彼はもともとサークル内の女性に片っ端から手を出していたらしいのですが、私たち女性は単にサークルでレジャーを楽しみたいだけで、そんなの求めていませんよ!」(50代・主婦) 「ホテルのロビーで年配の男性に取材をする際、毎回と言っていいほど、『では行きましょう、部屋をとってあるので』と誘われます。断ると『その気で来たんでしょ?』って。その気で来てるわけないじゃないの。仕事で来てるんだから! その後、突っぱねて帰っても、何日も『君の家の近くに来てるんだけど……』とメールが何通もくるんですよ」(50代・ライター) 「『僕は絶倫だ、薬を使わなくてもできる』と迫ってきた60代後半の大学教授に『私はしたくない』と言ったら、『それはあなたがセックスの良さを知らないからだ!』と怒られました……。『週刊誌のこの特集は、論文にも書いてあるから事実だ』なんてことばかり主張してましたよ」(40代・教員)  このように、性欲魔人と化している熟年層について、A子さん(40代・主婦)はこう語る。 「私たちのような中年おばさんを狙うジジイは、結構な確率で冴えない男なんですよ。昔からモテていたような小ぎれいなお爺さんは、若いコと付き合っています。在庫漁りに必死で、新規開拓は恐くてできない」  T美さん(40代・自営業)もA子さんに同意する。 「『ホットドッグ・プレス』で育ったマニュアル世代でもあるので、オヤジ週刊誌の煽りを真に受けてしっかり参考にしてしまうんでしょうね。そういった特集で、中年女性は性欲が高まる、と書かれていることも多いですが、実際は、閉経後、全く性欲がなくなるタイプと、欲求が強調されてくるタイプの2パターンあるんですよ。性欲を持て余す人もいるでしょうけれど、女性はジャニーズや宝塚、韓流など、年をとってからの楽しみも多いですからね。閉経後の女性がみんなセックス大好きだなんて思ったら大間違い」  セックス好きもいれば、そうでない人もいる。それはいくつになっても同じなのだ。中年だから、更年期だから、閉経後だから、そんな理由で女性とセックスしやすくなるほど世の中甘くないのだろう。 <取材・文/日刊SPA!取材班>
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