早死にを招く間違ったダイエット

長寿大国とは言われているものの、“早死に”というキーワードには、関心が高い日本。実際、生活習慣の変化などにより、その順位は将来、覆されるのではと懸念される声もある。そこで、未来の我々に警鐘を鳴らすべく、短命な人に共通するランキングを出した。当てはまる人は気をつけるべし!

◆心や体にストレスがかかるダイエットは早死にする!?

高須克弥氏

高須克弥氏

「ストレスが多いダイエットを実践している人ほど、早死にのリスクが高まる」とは、高須クリニック院長の高須克弥氏。『危ない健康法』、『その健康法では「早死に」する!』(扶桑社刊)を執筆するなど、誤った健康法に関して警鐘を鳴らしてきた。では、その理由とはなんなのか?

「ストレスが多いと、免疫力が下がって癌などになりやすくなるし、血管も壊れやすくなる。のんびり暮らしている人のほうが長生きで、何でも一生懸命にがんばって、ストレスをためやすい人のほうが、早死にしやすいんですよ」

 とはいっても、ダイエットを行ってストレスがたまるかどうかは人それぞれ。一概にランキング化しにくいのでは?

「だから、流行のダイエットほど実践している人が多く、危険だと判断してランキングにしました。まず、みんなが実践しているプチ断食や一日1食ダイエットだけど、十分な栄養を補給していないと、病気やケガをしたときに死亡する確率が高くなるし、治療に耐えられるだけの体力がないせいで、治療そのものが困難になってしまう恐れもあります」

早死に,ダイエット

一日1食や肉を我慢してストレスをためては意味がない!

 さらに、人の体は空腹が続くと、ご飯や甘いものなどを食べたときに血糖値が急激に上がりやすくなってしまい、その結果、糖尿病になる危険性も増すという。

「糖質を制限すると、体が糖を欲して一日中食べ物のことばかり考えるバカな頭になるし、『肉を食べない』健康法などは動物性タンパク質が不足して免疫力が落ちたり、血管が弱くなって脳卒中などのリスクが上がり、危険です」

 4位のカロリー制限ダイエットは、「そもそも、日本人の摂取カロリーは発展途上国並みに少ない」との指摘も。たしかに、厚生労働省が毎年実施している国民健康・栄養調査によると、’11年の一人当たりのエネルギーの摂取カロリーは1840で、終戦直後の飢餓状態だった頃の日本人の摂取カロリー(1903)と比べても少ないのだ。

「そして、炭水化物を抜くと体内にケトン体が生成されて口臭や体臭の原因になるし、単品ダイエットは栄養失調に陥りやすい。減塩も行きすぎるとダメ。血液中の塩分が不足すると、血圧を上げるホルモンが次々と分泌されます」

 体によさそうなダイエット食品や禁酒も、行うときは要注意。

「ダイエット食品は、成分に何が入っているか疑うべきだし、お酒はまったく飲まない人や大量に飲む人よりも、“適量を飲酒する人のほうが死亡率が低い”という研究結果が出ているんですよ」

 では、ロングブレスの問題は?

「あれはそもそもインチキ! 呼吸法だけでやせるわけがありません。内容を疑わずに新しいダイエットに飛びつく人こそ早死にしますよ」

⇒【ランキング】早死にを招く間違ったダイエット
http://nikkan-spa.jp/?attachment_id=491194


短命【高須克弥氏】
医学博士。高須病院の理事長兼、美容外科高須クリニックの院長。68歳ながら、医師として長年身につけてきた正しい知識による生活習慣と最新美容整形で若々しい肉体を維持

― 短命には共通点があった![早死にする人]ランキング【3】 ―

その健康法では「早死に」する!

あの高須克弥が話題の健康法&ダイエットに警鐘を鳴らす!

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