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『艦これ』特集の雑誌が完売騒動。オークション価格も高騰中

コンプティーク

コンプティーク9月号でも艦これ特集が

 9月10日発売のゲーム・マンガ雑誌『コンプティーク10月号』が、各書店で完売続出している。人気のブラウザゲーム「艦隊これくしょん(艦これ)」の別冊付録目当てに、70万人規模のゲームユーザーたちが買い求めたためだ。艦これは、艦艇を美少女キャラクターに擬人化したカードを使った育成シミュレーションゲーム。日露戦争や太平洋戦争時に活躍した旧日本軍の艦艇が、史実を参考にイラスト化・能力設定されており、ミリタリーファンもハマる内容となっている。  重版を望む声もあがっているが、版元から公式に「重版なし」が発表されている。その理由については、角川書店社長の井上伸一郎氏がTwitterアカウント(@HP0128)で明らかにしており、「付録制作に時間がかかり、今月は連休が多いため販売期間中に納品できない」とのこと。
 本日発売となった地方の書店や、追加分をそろえた都内の書店でも、続々と完売が報告されており、Twitterでは「コンプティーク難民」「提督の慢心」と落胆する提督(ユーザー)たちのツイートが多数見受けられた。  完売をうけてコンプティークはプレミアム価格となり、定価940円の約5倍である5000円前後で、Amazon・ヤフオクなどで出回っている。 ⇒【画像】5000円以上のプレミア価格で転売
https://nikkan-spa.jp/505944/kankore3
 ちなみに、コンプティークの媒体資料によると、印刷証明付部数は6万9667部。それに対して、艦これユーザー数は70万人規模と言われている。「艦これ」開発/運営のTwitterアカウント(‏@KanColle_STAFF)の9月4日のツイートによると、現在のユーザー数は65万規模、DAU(1日あたりアクティブユーザー数)も35万以上。連日8000人規模の新規ユーザーを抽選受付し満員という状況が続いていることから、70万越えは確実だろう。
 8月以降、複数の雑誌で艦これ特集が組まれるなど、注目度はさらに上がっている。そんななか、関連グッズはまだ少なく、アンソロジーコミックや書籍などは今月から発売されるというのが現状だ。明らかにユーザーの需要に対してゲーム自体以外の供給が間に合っていない。艦これファンのなかからは、「無料で十分遊べてるから、グッズとかでお金使わせてくれ!」という声もある。今後、艦これを開発している角川らしい、さまざまなメディアミックス展開に期待しよう。 <文/林健太>
艦隊これくしょん -艦これ- アンソロジーコミック 横須賀鎮守府編(1)

作家陣がそれぞれの艦娘愛を、ちょっとぉ……やり過ぎじゃないかしら、というぐらいぶつけた作品が詰まっています

りくかいくう。

自衛隊の各種装備に興味がある方、兵器美少女擬人化イラスト好きの方なら必携の一冊です!

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