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「なでしこ」だけじゃない!知られざる日本人チャンピオンたち

アルティメット

「文化シヤッター バズ・バレッツ」の松野政宏キャプテン(右)と斎藤貴敏・副キャプテン(左)

注目されなくても、お金にならなくても、ひたすら我が道を極めて栄光を掴んだ「なでしこジャパン」。でも、同じようにスゴいチャンピオンたちが、日本にはまだまだいる! たとえば「アルティメット」というスポーツをご存じだろうか? フライングディスク(一般に知られる「フリスビー」は商品名)を使った、アメフトとバスケットを合わせたようなスポーツで、1960年代にアメリカで誕生。このアルティメットの日本最強軍団が「文化シヤッター バズ・バレッツ」である。全日本アルティメット選手権12連覇、世界クラブチーム選手権で06年に優勝したこともある。 選手の大半は文化シヤッターの社員だが、フルタイムで働き、練習は週末に荒川河川敷の運動広場だという。ほとんど遊ぶ暇もなさそうだが、チームの公式サイトには「究極の誇り」と大書されている。 数あるスポーツの中でなんでまた?と思うが、アルティメットは40か国以上でプレイされている急成長競技なのである。 また、昨年12月にウクライナで開催された「アームレスリング」の世界選手権でも、日本人のチャンピオンが誕生した。86kg以下級・左腕部門で優勝した山本祐輝さん(27歳)である。世界選手権より遥かにハイレベルなアメリカのプロリーグにもいずれ挑戦したいという。 そういえば87年公開の『オーバー・ザ・トップ』というアームレスリング映画があった。シルヴェスター・スタローン演じる孤独なトラック野郎が、愛する息子のために、ラスヴェガスの世界大会で次々と強敵を倒す! 観た当時は「腕相撲映画って…」と思ったが、山本さんによると「アームレスリングは腕相撲とは別物」の、れっきとした競技だそうだ。 ほかにも、ラフティング世界選手権・女子4人乗り、オセロ世界選手権大会、ビリヤードの世界選手権、世界パズル選手権でも、日本人チャンピオンが存在する。週刊SPA!9/6発売号の特集「知られざる[偉大な日本人王者]大集合」では、彼らの情熱と奮闘ぶりを追った。 文/週刊SPA!編集部
週刊SPA!9/13号(9/6発売)
表紙の人/北乃きい

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